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ヒノキのアロマで血圧が下がる?

 森林浴効果の主成分は、森林系アロマにも含まれるαピネンという物質であるというお話を先日しました。このαピネンはアロマオイルに含まれる芳香成分(化学族)の一つでモノテルペン類に分類されます。αピネンを多く含むアロマとしてヒノキ、サイプレス、パイン、ジュニパーベリー、等が挙げられます。実はヒノキは一番多くのαピネンを含みます。ヒノキ(漢字では檜)の香りは、檜風呂や檜の家などのイメージで誰でも嗅いだことのある香りと思います。しかし今までアロマセラピーを勉強してきた中でヒノキは全くでてきませんでした。日本アロマ環境協会(AEAJ)のテキストにも、日本アロマセラピー学会の標準テキストにも記載はありません。AEAJの31種のアロマオイルの中でヒノキ科に属するものはサイプレスとジュニパーベリーのみです。これはアロマセラピーは英国、フランスで発展したもので、外国にヒノキはないためと推測します。
 αピネンには血圧降下作用があります。これは交感神経抑制・副交感神経亢進、ストレスホルモン(コーチゾール等)の減少などが推測され、実際そのような論文は多くみられます。日本における森林医学研究
 ヒノキはサイプレスやジュニパーベリー等に比べ私たちに親しみ易いアロマオイルと思います。血圧低下だけではなく、強壮、免疫力向上、血行促進、そしてリフレッシュ、リラックスにも効果が期待できます。興味のある方は試してみてください。

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