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帯状疱疹ワクチン(シングリックス)を始めました。

 当院でも帯状疱疹予防のワクチン(シングリックス)接種を開始することになりました。
 帯状疱疹とは過去に感染し体内に潜んでいた水痘ウィルスが免疫力低下等で再活性化され神経走行に沿って発赤、痛みが出現する疾患です。体中のどこにでも出現します。初めはチクチク、ピリピリの痛みだけで何だろうと思っていると数日後皮膚に発疹が出現してきます。早めの抗ウィルス剤で回復しますが後遺症としての強い神経痛が残ることも多くあります。
 今迄この帯状疱疹の予防として水痘ワクチンが使用されていました。しかし発症予防効果は50%程度と高いものではありませんでした。数年前から乾燥組み換え帯状疱疹ワクチン(商品名:シングリックス)が日本でも使用できるようになりました。発症予防効果は90%以上です。しかしこのワクチンは当初発熱等の副作用が多いといわれており、コロナ感染と紛らわしい、その後はコロナワクチン接種も始まりあまり広まっておりませんでした。また価格が高いこともネックとなっています。
 今回コロナワクチン接種も落ち着き、またテレビ広告の影響から問い合わせも多く当院でもシングリックス接種を行うことと致しました。価格は1回21,000円となります。2ヵ月間隔で2回の接種が必要となります。ご希望の方はご相談下さい。
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お勧めの散歩コース。

 5月になり青葉が眩しくなってきました。杜の都仙台では5月が一番いい季節といわれています。
 お勧めの散歩コースを。自分の好みは四ツ谷用水方面や北山五山、三本松方面なのですが展望で勝るのは「瞑想の松」です。実はこの年齢まで「瞑想の松」を訪れたことがありませんでした。昔から市バスに「瞑想の松経由、循環」などの経路が多く漠然とこの辺なのかなと思っていましたが。小松島、医科薬科大学前の小高い丘にあります。樹齢600年の松の木です。同大の敷地内にあり同大で管理されているとのことです。明治の評論家「高山樗牛」が旧制二高の学生だった頃この松の木の下で一人瞑想したことに由来しているとのこと。高山樗牛の友人でもある土井晩翠が詠んだ詩が石碑に刻まれています。展望台があり東は太平洋、南は仙台市街、西は蔵王連峰、北は泉ヶ岳・七ツ森と素晴らしい展望です。自分は堤町の「三本松緑地」からの展望が好きですが瞑想の松の方が解放感があります。名前は知ってるけど行ったことがないという方は多いかと思います。一度訪れてみて下さい。
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「お先にどうぞ」は自分の為。

 最近はあまり聞かなくなりましたが「お先にどうぞ」、英語だと「アフター・ユー」となりますが、この「お先にどうぞ」は他人のためならず正に自分自身の為になる言葉・行動となります。
 「お先にどうぞ」、により正に自律神経のバランスが整い、セロトニンも上昇し自分自身がとてもい気持ちになります。バス、電車に乗る時、エレベーターに乗る時、お店に入る時など「われ先」にではなく「お先にどうぞ」と相手に譲ることを心掛けてみる。するとそういった瞬間、言われた方だけでなく、言ったご自分もとても気分が晴れやかになると思います。これは自律神経のバランスが整い、幸せホルモンセロトニンが増加していることに起因しています。そしていい自律神経のバランスが周囲に伝染しますので当事者だけでなく「お先にどうぞ」を耳にしたの周りの方の自律神経のバランスも整い全体がいい空気になっていきます。(小林 弘幸著 「ゆっくり動くと人生がすべてうまくいく」から)
 たったこれだけの事ですが言ってみるとなるほどと感じられると思います。是非試してみて下さい。
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コロナワクチン4回目接種に関して。

 1月末から始まったコロナワクチン3回目接種は当院ではほぼ完了しつつあります。ここにきて4回目接種の話が現実的になってきました。国は4回目接種に向けて体制を構築するよう自治体に指示を出しました。3回目接種開始が遅れたことを指摘非難された為、政府が選挙対策として早めに公表したという指摘があるようですが正にその通りと感じます。それは国内での3回目接種の有効性もはっきりと評価されず、また海外での4回目接種の有効性に関しても評価され公表されていないからです。
 先行で4回目接種を始めたイスラエルからのデータが医学雑誌JAMAに掲載されています。これによるとファイザー製ワクチン4回接種により重症化予防効果は認められ、発症予防効果も認められたとの内容です。但し感染予防効果は4週でピークに達しその後は減弱し8週後には3回目とほぼ同等であったとのことです。この他にも今後色々なデータが出てくると思いますが、3回目同様重症化予防効果はあるが感染予防効果は少なくまた有効期間が短いという理解でいいと思います。
 このような状況で4回目接種は基礎疾患がある方、ご高齢の方でご希望の方ということになると思います。今後政府や専門家の間で議論されていくと思います。4回目ご希望の方も既にいらっしゃいますがご希望のアンケートは今後の状況をみてからと考えております。
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季節の変わり目です、体調管理にご注意下さい。

 雪の多かった冬も終わり春が近づいています。気温も上がって暖かい日も多くなってきましたが何となく調子が悪いという方が多くおられます。
 何故でしょうか?
 一つは温度差、気圧の変化等の影響です。暖かい日もあれば寒の戻りで雪の日もある。朝寒くても昼間は暑い。春の嵐で風が強い日もある状況です。気温が変化しても私達の体温は常にほぼ一定に保たれています。自律神経が皮膚の血管を広げたり縮めたりして体温を調節してくれていますが、気温の変化が大きいと自律神経も疲労してしまいバランスが崩れてしまいます。また年度末で多忙な方も多いようです。更に先日の地震の影響、落ち着かないコロナ感染、連日報道されているウクライナ問題、スギ花粉がピークである事等も関係しているようです。
 対策としては自律神経のバランスを保つことです。自律神経はその名のとおりに自分で意図して調節できない神経系です。しかしバランスを保つことは可能です。
 一つは呼吸です。姿勢を正し長く息を吐く腹式呼吸。下腹部を絞るように8秒くらいで息を吐き、力を抜いて自然に4秒位で息を吸う呼吸。この呼吸により副交感神経(リラックスモード)が著明に亢進します。また幸せホルモンセロトニンも上昇し、ゆったりとリラックスしているけれど集中力は保てるという理想的な意識状態を維持することができます。1回4-5分、1日3-4回でも効果が期待できます。
 次は外に出て体を動かす事。朝夕20-30分の散歩でも十分です。春の空気を感じられると思います。もちろん好きなスポーツでもいいですし、時間がない方はスロースクワットでも十分効果が期待できます。
 そして五感を刺激することもいいと思います。音楽鑑賞、読書、映画鑑賞、アロマ、おいしい物を食べる等。これらによりセロトニンも増加し自律神経も整い幸せな気分になれると思います。
 皆さん各々の方法で自律神経のバランスを整え年度末を乗り切りましょう。
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モデルナワクチンに余裕があります。

 1月中旬から始まったコロナワクチン3回目ブースター接種は2月でご高齢の方の多くがほぼ接種完了となりました。現在昨年9月以降に2回目接種を終えた方の予約を埋めている所です。
 2月以降は仙台市からの支給はモデルナワクチンのみとなっています。モデルナは1本から20人分の接種が可能です。2月中は集中して接種することができましたが、3月中旬以降はまだ余裕があります。これは接種券発送にタイムラグがあること、接種対象者が若い方に移行しており、お仕事の都合等で予約調節が難しいこと等によります。またファイザーワクチンは1本6人分でしたので6の倍数で多い時は24人、少ない時は6人等と調節できたのですがモデルナは1日で1本20人分を使用しきらなければなりません。
 このような理由でモデルナワクチンでよろしければ予約を受け付けしております。1、2回目他施設で受けた方でご希望の方はご連絡下さい。但し日時には限りがありますのでご了承下さい。今迄1、2回目当院で接種した方のみ予約受付としていたのはワクチンの支給状況が不安定なためです。この先何本支給されるのか不透明な為過剰な予約はとれない状況でご希望の方には誠に申し訳ございませんでした。
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ファイザーワクチンの有効期限に関して。

 今日のニュースでファイザーワクチンの有効期限に関する報道がありました。2月に接種したファイザーワクチンの有効期限が1月31日になっていることが一部SNS等で話題になっているとのことです。
 昨年9月、国からコロナワクチン保存期間延長(6カ月が9が月に)の通達がありました。有効期限が令和4年2月28日以前となっているワクチンは有効期間が6カ月のままで有効期限として印字されています。実際は+3カ月が期限です。当院でも1月支給のファイザーワクチンを2月初旬まで接種しておりましたが接種済書に貼るシールの有効期限は1月31日でした。本来は延長されており4月30日が有効期限です。当院では接種時にこの件を説明し、またロット番号と延長された有効期限が記載された表も添付し渡しており大きな問題とはなっておりませんでした。人数の多い大きな会場などでは一部この件が伝わっていなかったものと推測します。一部では残ったワクチンを破棄しない為に国が勝手に延長した、との推測もあるようですが、メーカーが9カ月の保存でも品質を保証し薬事上承認されていますので心配は不要と思います。いずれ国なり行政からこの件に関しては周知の為のアナウンスはほとんどなく腑に落ちないところはありました。
 また今後のワクチン供給に関しても国から明確な通達はないようです。現在使用しているワクチンは県が昨年から保管していたものを各市町村に配分しているものです。我々も配給不安定な為思うように予約がとれない状況です。総理やワクチン担当相はなにやってんだというのが現場の声と思います。
 現在接種しているモデルナワクチンは接種済シールに有効期限が記載されていません。代わりにQRコードがあるのでこれで各自確認して下さいとのことでしょう。有効期限は5月30日ですのでご安心下さい。
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モデルナワクチン接種に関して。

 コロナワクチンブースター接種に関してです。
 我々診療所への宮城県仙台市からのワクチン支給は2月分はモデルナのみとなります。当院でも1月に支給されたファイザーワクチンはすべて使用し終わり先週からモデルナワクチン(スパイクバックス)接種を開始しています。今迄ファイザーのみ使用していた為モデルナの使用に不安がありましたが実際始まってみると特に問題なく接種できています。使用前の希釈が不要な為管理は少し楽になりました。また1本は15~20名分とされていますが使用経験が無い為念の為17~18名で予約をとっておりました。その為急遽追加で1~2名の接種が可能となりました。今後もきっちりと予約をとっていきたいと思います。
 皆さんが不安に感じている3回目の副反応の関してですが表の如くモデルナの方がやや副反応が強いようです。しかしこれらのデータは先行接種した医療従事者を中心としたデータと思われ当然年齢は若い方が中心となります。今後高齢者の3回目モデルナ接種が進みますと少しデータも変わってくる(若い人よりは少ないと推測しますが)と思います。また抗体上昇率はモデルナ3回目の方が高くなっています。
 いずれご希望の方には引き続き可能な限り対応していきたいと思いますので宜しくお願い致します。
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コロナワクチンブースター接種に関して。

 先週からコロナワクチン3回目接種が開始となっています。1月中の対象者は昨年6月中に2回の接種が終了された方です。その後順次接種券が郵送されてくる予定です。
 当院では1,2回目同様、基礎疾患のあるご高齢の方から接種を開始しております。現在の所、受診診察時か当院からお電話をして日時を決めております。昨年の接種記録をもとに確実に予約をとっていきますのでご安心下さい。しかし2月以降、一挙に受診券が送られてくる方が増えますとこちらからの連絡が遅れてくる可能性もあります。可能な限り早めに連絡をさしあげておりますが現在少ないスタッフでやりくりしておりますのでご理解頂ければ幸いです。接種券が郵送されたもののこちらからの電話がない方はお電話頂ければと思います。
 報道などで周知されているよう仙台市においてはファイザー製のワクチンは在庫が尽きているとのことです。2月以降はモデルナが供給されることになりました。当院のアンケートでは「ファイザー、モデルナどちらでもよい」という方が多くおられますが、中には「モデルナはちょっと」という方もおられます。昨年若い方のモデルナ接種で副反応が大きかったことを気にしておられるようです。確かにモデルナは副反応がファイザーよりやや強いといわれていますが今回のブースター接種は1,2回目接種の半分の量となります。基本的には交互接種の有効性、安全性に疑問はありませんのであまり気にしないで受けて頂いていいのかなと思います。
 但しワクチン接種はオミクロン株に対しては感染予防効果が低いとされています。しかし入院予防、重症化予防は証明されています。ワクチンがすべてではありませんので引き続き不織布マスク着用、3密回避、換気等継続して下さい。
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新年明けましておめでとうございます。

 新年明けましておめでとうございます。
 本年も皆様に良質な医療を提供できますよう、安心感と元気を感じて頂けますよう職員一同努力していきたいと思いますので宜しく願い申し上げます。
 ここでいう良質な医療とは
「科学的根拠に基づいた医療を、患者さん個々の背景などを十分考慮した上で十分な説明と共に提供し、患者さんにも十分理解して頂いた上で実践する医療。尚且つ患者さんに安心感と元気を感じて頂ける医療」
と考えております。
 基本的には医学的・科学的に根拠のあるものを提供したい、ということです。これは当然のことですが、実は医学的・科学的根拠とはあまりにも多すぎて正確に提供するのは難しいものです。例えば私はアロマセラピーに興味を持っていますが、残念ながら科学的根拠はほとんどなく医師として患者さんに提供することは正直できません。一方で医学的に根拠のない事でも我々医師の経験や勘というものもとても大切と思っています。例えば「副交感神経を上げる」「セロトニンを上げる」等は科学的根拠には乏しいのですが医学的に理にかなっており経験的にも十分納得できるものです。更に医学的に正しいことがすべて患者さんにも正しいとも限りません。患者さん方にはそれぞれ考えや思いや環境、背景等色々です。そこをうまくまとめて患者さんに納得して頂き治療していくことが我々医師の甲斐性と考えています。
 これらの事を日々実践するのは簡単なようで実はとても難しいことです。しかしこれは内科医院としての当院の、内科医としての私の最も基本となることと考えておりますで、これからも常に意識していきたいと思っています。
 昨日1月2日は北部急患診療所の当番でしたが、お正月休み中としては受診者数は少なく、また患者さんのほとんどは急性胃腸炎(嘔吐、下痢)の方でした。年が明けてコロナがどうなるか予測が出来ない状況ですがこの一年がいい年になりますようお祈り申し上げます。
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一年間ありがとうございました。

 今日で令和3年度も最後となりました。一年間ありがとうございました。コロナ禍2年目、皆さんはどんな年であったでしょうか。
 当院では、
 産休中の二人のスタッフが無事お母さんになりました。私も日頃「母は強し」とつくづく感じています。二回り以上成長して育休後復帰予定です。
 6月からのコロナワクチン接種は我々にとっても皆さんにとっても初めての経験でした。混乱はやむを得なかったと思います。どこのクリニックさんも同じでしたが問い合わせの電話が鳴りやまず通常診療にも支障を来しました。スタッフ減でうまく出来るか心配でしたがスタッフの頑張りと産休代替にお願いしたスタッフさんもとても仕事が出来る方で約1,500回の接種を何とか終えることができました。ご希望に添えなかった方々には重ねてお詫び申し上げます。しかし時間的、空間的にも当院ではこれが限界でした。ご理解頂ければと思います。
 8月から院外処方になりました。私が当院に来て14年間、院内処方を行っておりましたのでとても悩みました。しかし諸事情の為これ以上の継続は不可能でしたのでこれもご理解頂ければと思います。院外処方箋発行となった為当然ですが私にはとても余裕ができました。今迄の診察後薬を出し渡す前に確認する作業がなくなりましたので、気が散ることなく診察に集中できるようになりました。まだ十分ではないかも知れませんがこれからも今迄以上に意識していきます。
 オミクロン株の問題、ワクチン3回目接種等年明け早々課題はありそうです。
 年末の今は一旦忘れてゆっくり過ごしたいと思います。
 皆様もよいお年をお迎え下さい。
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新型コロナワクチン3回目接種に関して。

 新型コロナワクチンの3回目ブースター接種が行われる予定です。2回目接種日から原則8ヶ月を経過した方が対象です。大きな病院の医療従事者は既に12月から接種が始まり、私達診療所等の医療従事者等は1月からの予定です。その後6月に2回目が終了している方は2月頃から開始の予定となっています。
 3回目接種はデルタ株だけではなく、オミクロン株にも有効性が報告されています。現状では早めの3回目接種が奨められますので当院でも今月から3回目接種希望の有無のアンケートをとっています。ほとんどの方は3回目接種をご希望されておられます。
 当院では5月の1回目接種の時は年齢順にご高齢の方から接種を始めました。先着順ではないことに一部の方からはご批判も頂きましたが集団接種や大規模接種に一人で行くことができない90歳台や80歳台後半の方から始めるのが当然との考えでした。結果ご高齢でもフットワークの良い方は早々に集団や大規模で接種を受けることができてよかったと思っています。今回も2回目接種終了順、これは年齢順と同じですがこのような順番で3回目も行う予定です。
 但し3回目は皆がファイザーで受けることはできないようです。国のワクチン確保状況から3回目ご希望の方の何割かの方はモデルナになるようです。先日の国会で厚労大臣は「国民は希望のものを選択することができる」と答弁しました。現実的には無理のような気がします。当院でもこれ以来アンケートで、ファイザー希望、モデルナ希望、どちらでもよい、を質問していますがファイザー希望であるがどちらでもよい、という方が多くおられます。これはとてもありがたいことと思います。モデルナは副作用がファイザーよりやや強いというのは事実でしょうが、3回目接種量は1-2回目の半量となっています。希望者皆がスムースに3回目接種を受ける為に国は引き続き交互接種の安全性、有効性を示してほしいと思います。
 今の所は幸いコロナ感染者数は少ない人数で経過しています。今迄通りに十分注意をしながらクリスマス、お正月を迎えられればと思います。
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インフルエンザワクチン接種を行っております。

 10月からインフルエンザワクチン接種が始まっています。今年はワクチンの供給量が昨年の7割程度とのことでどこの医療機関でも予約が取りづらい状況のようです。何故今年はワクチンが少ないかというと厚労省はワクチン製造株の増殖性等の影響とコロナワクチン特需による物資不足と説明しています。しかし12月には一昨年と同量程度は供給されるとされています。当院を始め多くの医療機関では昨年の7-8割程度の納入になると薬剤卸さんから伝えられており、希望の方に接種できなくなることを危惧しています。
 それでは今年はインフルエンザは流行するのでしょうか?オーストラリア等南半球の状態を見ると流行はなさそうです。しかし亜熱帯地域、インドやバングラディシュでインフルエンザの小流行がみられています。これらの地域でウィルスが保存され国境を越えた人の移動が活発化し持ち込まれる可能性があります。昨年はインフルエンザが無かった状態で社会全体で免疫が形成されていません。インフルの流行がないということは過去に経験がなくもしウィルスが持ち込まれれば流行する可能性もありうることが指摘されています。このような背景からCDCや日本感染症学会では今年もインフルエンザワクチン接種を推奨しています。
 当院では例年予約なしでインフルエンザワクチン接種を行っておりました。今年も予約なしでご希望の方はいつでもどうぞということで始めましたが、例年他のクリニックさんで接種をしているものの予約がとれず当院で初めて接種をされる方が10月から多くおられました。その為基礎疾患のある当院定期通院中の方の分の不足が懸念され一旦新規の方の接種を中断と致しました。大変申し訳ありませんでした。今回追加のワクチン入荷がありご希望の方への接種を再開しております。但し数は多くはありませんのでご希望の方はお電話でご確認いただき早めに接種を受けて下さい。
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昔聴いた音楽を聴く。

 好きな音楽を聴くととてもいい気持ちになります。何故でしょうか? 耳から入った音楽は脳の様々な部分に直接伝達されその部分を刺激します。報酬系のドパミン神経が刺激され充実感満足感が得られます。また幸せホルモンセロトニン神経も刺激されとても幸せな気分が得られます。自律神経の中枢にも作用し交感神経、副交感神経を刺激します。聴くと元気がでる曲は交感神経が適度に刺激され脳内、全身でノルアドレナリンが増えていることになります。聴くとリラックスする曲は逆に副交感神経が亢進している状態になります。
 すなわち音楽鑑賞はドーパミン、セロトニン、ノルアドレナリンという脳内三大神経伝達物質をフルに刺激していることになります。
 さらに記憶の中枢海馬も関係しています。昔聴いた懐かしい曲を聴くと脳内の記憶の中枢である海馬が刺激されます。そしてその曲を聴いていた頃の様々な風景も呼び起こされると思います。海馬から古い記憶がどんどん甦り、これも脳にはとてもいい刺激となります。
 偶然ですが最近私も昔聞いた曲をよく聴くようになりました。中学時代にラジオで聴いた「コッキーポップ」で流れていたポプコンのニューミュージック。高校時代テレビを食い入るように見ていた「ベストヒットインUSA」の洋楽など。昔の曲も音楽配信サービスで入手できますしリマスターされたSACDも多く販売されています。
 懐かしい曲を聴いていると当時の情景も次々甦り、海馬が刺激されていることが実感できます。
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座るより立つ、立つより動く。

 人は何もしないで座っていると老化が進むといわれています。じっとしていると免疫力も下がり、病気になるリスクが増える、死亡率が上がるといわれています。また座っている時間が短いほど寿命の指標とされる遺伝子のテロメアは長くなる傾向になるという研究報告や、座りっぱなしの生活は糖尿病やがん、心血管疾患を引き起こす原因になるという研究報告も多くみられます。 
 それでは日常生活でどのようなことを意識したらよいのでしょうか?1日中デスクワークの方は通勤時になるべく歩く、テレワークの方は時間を見つけて歩く、朝、夕30-40分ほど早足で歩ければいいかなと思います。また仕事の合間、1時間に1回位は立って周辺を数分でいいので歩く、または可能ならスロースクワットを10-20回ほど。立ち仕事の方は足踏み、踵落とし、片足立ち等を仕事の合間に意識して行ってみて下さい。
 我々医師は通常診察時は座って仕事をしますが、中にはスタンディング(立って)で診察をする先生もおられます。恐らくその先生にとってはとてもいい効果を実感できているのだと思います。
 またメディアで有名な池袋大谷クリニックの大谷先生は風邪を引いたかなと思ったらプールで泳ぐそうです。軽い運動で免疫細胞が活性化され免疫能が強くなり風邪の悪化を防げるとのことです。泳がなくても軽いジョギング、ウォーキングでも効果は同じですがあくまで無理をしない範囲で。
 いずれ日常生活でなるべく体を動かすことを意識してみて下さい。
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インフルエンザワクチン接種に関して。

 10月からインフルエンザワクチン接種を行っております。
 昨年は新型コロナとインフルエンザの同時感染予防の為、国を挙げてインフルエンザワクチン接種が推奨された年でした。しかし実際はインフルエンザの流行どころか発症者もほとんどいなく、こんなことがあるのか、といった状況でした。皆がコロナ対策を徹底した為ともいわれていますが世界的にも流行はなく、推測の域ですがウィルス干渉(コロナが流行しているのでインフルエンザが抑えられた?)があったのではと思わざるを得ない状況でした。
 今年はインフルエンザは流行するでしょうか?恐らく流行はないと思いますがそれは誰も分かりません。専門家の意見では、昨年1年流行がなかった為集団免疫が形成されていないこと、また南半球ではバングラディシュ、インドでインフルエンザの流行がみられていた点から今後国境を越えた移動が再開されると流行する可能性があるとされています。このような理由で日本感染症学会では2020-2021年シーズンのインフルエンザワクチン接種を推奨しています。
 しかし今年度のインフルエンザワクチン供給は昨年の75-80%とされています。ワクチン製造株の増殖性等の影響とされていますが12月中旬まで継続的に供給され一昨年までとほぼ同量は供給されるとのことです。ただ薬剤卸さんからは昨年の7-8割の納入といわれておりやはり希望者が皆接種できるか不安が残ります。
 当院では例年通り予約なしで行っております。現在のところいつでも接種可能です。万が一在庫が途切れた際にはホームページでお知らせしたいと思いますので宜しくお願い致します。
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ひとり散歩ミーティングの勧め。

 まだまだ夏日が続きますが朝夕は少し涼しくなり散歩には丁度いい時間帯です。
 散歩することにより単に筋力を維持するのみならず、セロトニン活性化によるスッキリとした覚醒状態、心のバランスを整えネガティブな気分の解消、自律神経のバランス維持等の効果も期待されます。さらに大脳前頭葉領域の「直感脳」も刺激されると考えられています。
 ただ歩くだけではなく、一人で、出来れば太陽の光を浴びて、ある程度の速さでリズミカルに、呼吸も一定に、そして無心に歩くことが必要です。誰かと一緒では歩くことに集中するのは難しいかも知れません。太陽の光はセロトニン活性に大切ですが夜でも構いません。リズミカルな動作もセロトニンを活性化します。呼吸も4歩で吐いて2歩で吸うというリズムで。吐く時間は長い方がよいのですが難しければ1対1でも構いません。
 直感、第六感というのは言語や理論を超えた脳の働きで、これを司る部位が前頭前野の正中部に備わっています。この「直感脳」の活性化により通常の仕事脳ではでてこないインスピレーション(直感的なひらめき)が湧くことがあるとされています。
 ベートーベンは毎日散歩をしたといわれています。散歩により作曲家としての着想が得られることを体感していたものとされています。哲学者カントも福沢諭吉も散歩を習慣としていました。散歩により今迄になかった独創的効果が得られたようです。
 このような直感脳効果は散歩してすぐ得られる訳ではなく繰り返し繰り返し継続して行うこと、そして長年の集中したセロトニンを活性化した生活が必要ということになります。(有田 秀穂著 「ひとり散歩ミーティング」より)
 すなわちこの「直感脳」を期待して歩くのではなく、日々セロトニンを意識して歩くことによりある日インスピレーションを感じることを期待できるということになると思います。
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特定健診、基礎健診を行っております。

 現在特定健診、基礎健診を行っております。9月末で終了予定です。
 昨年度は仙台市として緊急事態宣言期間中は市の健診はすべて行わないという方針のもと、健診開始時期が遅れた代わりに年明け1月まで継続して健診を行っておりました。今年は8月から緊急事態宣言がでたものの健診は継続し予定通り9月末で終了のようです。
 6-7月と高齢者コロナワクチン接種の為混み合うことも多く健診受診を控えておられた方も多いかと思います。大変申し訳ございませんでした。現在コロナワクチン接種は継続しておりますが人数は少なく、密にならず健診も行える状況です。混み具合が気になる方はあらかじめお電話でご確認頂ければ幸いです。
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コロナワクチン接種に関して。

 コロナワクチン接種に関してです。
 仙台市では7月6日から予約停止となっていましたが8月23日から予約再開となりました。高齢者の方でそれ以前に予約をとれていた方の接種は8月中旬でほぼ終了し取り敢えずほっと胸を撫で下ろした所です。
 今後64歳未満の方、特に40-50歳の方の接種を加速していく状況となっていますが、8月23日以降のワクチン供給は非常に少なく、どこのクリニックさんでも予約はとりづらい状況と思われます。当院でも8月23日からむこう6週間の供給はとても少なく、糖尿病等基礎疾患のある定期通院中の方の接種でいっぱいとなっている状況です。国からの支給量が少ないためもあるようですが、高齢者の接種が終了しこれからは行動範囲の広い若年、中年層の方が対象となりますので仙台市としても集団接種増強にシフトしているようです。 
 お盆休みに仙台市の集団接種会場に私が予診係として、看護師長が打ち手としてお手伝いしてきましたが、会場はとても静かで、密になることなくとてもスムースに流れていました。予約時間どおりの受付で、受付、問診、接種、接種後待機とほぼ時間通りでした。密になるのが嫌で集団接種を避けたいという方が時におられましたが私の参加した会場では全くそんなことはありませんでした。
 現在も予約をとるのは楽ではないようですが、早いに越したことはない状況ですので未接種の方は集団もしくは大規模接種の予約をお願い致します。
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8月から医薬分業と致します。

 8月から当院でも医薬分業(院外処方箋発行)を行うこととなりました。
 昔はどこの医院でも院内の窓口でお薬をお渡ししておりました(院内処方)。しかし約20年前頃から国が医薬分業を導入し病医院の近くにある調剤薬局でお薬を頂くという方式が推奨されるようになりました(院外処方)。多くの薬科大が新設され6年制となり優秀な薬剤師さんが増えてきています。結果大きな病院の周りには多数の大手調剤薬局が、個人クリニックの近隣には一つの薬局が、という光景が普通となりました。
 調剤薬局で薬剤師さんにより薬を処方、説明して頂くことにより、医師と薬剤師のダブルチェックができ、また他院での内服薬との飲み合わせ等の確認もしてもらえます。一方で調剤薬局に足を運んでいただく手間や患者さんの自己負担がやや増す点がデメリットとされています。
 当院ではお薬は私と受付事務スタッフで用意して、最終的に私が種類、数等を確認してから患者さんにお渡しするという方法をとっておりました。しかし混み合ってくると薬を用意する時間がかなりかかってしまう、私自身薬を間違って用意してしまう、患者さんを診察しながら薬の確認をするので診察に集中できない、という事がとても気掛かりになっていました。
 このような理由で院内処方を継続することは無理であると判断し医薬分業を行うことになりました。
 幸い以前から信頼していた薬剤師さんが近隣に調剤薬局を開局して下さいました。
 患者さんにはお手数をお掛け致しますがご理解、ご周知の程お願い申し上げます。
 私としては診察後お薬を用意する、診察中にお薬の確認をする、という作業がなくなりますので、今迄以上に診察に集中できるよう努力していきたいと思います。
 また院内での調剤業務がなくなります分、受付、看護スタッフのより一層のサービス向上に努めてまいりたいと思いますので宜しくお願い致します。
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