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幸せ物質「セロトニン」を増やす方法-7

 私たちの脳内には大きく三つの神経系が存在します。「不安・恐怖」等に対して逃走か闘争かを判断しその「作業・仕事」をテキパキ実行するノルアドレナリン神経。バリバリ仕事が出来るのはノルアドレナリン神経のおかげですがこれが過剰になり過ぎると脳の興奮をコントロールできなくなってしまいます。「快・報酬」を司るドーパミン神経は、いい成績、いい評価、いい収入等により強化されます。これはモチベーションとして大切ではありますが報酬回路が興奮され過ぎると、異常な自由主義、資本主義といった歪んだポジティブ思考を引き起こしてしまいます。「安心・幸せ」のセロトニン神経はノルアドレナリン神経の興奮し過ぎを抑え、ドーパミン神経の暴走を食い止めて心のバランスを保ちつつ、自律神経のバランスも整え、更に人にとって最も大切な「共感脳」を活性化させてくれます。
 脳内セロトニン神経を活性化させる為には、「太陽の光を浴びる」、「リズム運動(よく噛む、リズムにのって歩く、リズム運動等)」、「深呼吸(特に下腹部を絞るように息を吐くことを意識)」が大切です。
 そして、直接・間接の触れ合い「グルーミング」もとても効果的です。
 「グルーミング」?。実は私はピンときませんでした。「グルーミング」とはWikipediaによると「毛繕い」と同義語で、動物が体の衛生や機能維持を目的として行う行動とされています。社会的グルーミングとは、ヒトを含む社会的動物の個体同士が群れの中で互いの体や外見をきれいにしたり整えたりする行動で、近接して生活する動物たちが社会構造、家族の絆を補強し、人間関係を構築する手段となっています。
 直接のグルーミングは、「触る」すなわち「スキンシップ」となります。「握手」、「肩を叩く」、「ハグ」、「子供を抱きしめる」、「犬を撫でる」、「マッサージ」等。心地良い「タッチ」は直接セロトニンを増加させます。間接的なグルーミングは「おしゃべり、特に無駄話」、「仕事帰りの軽く一杯」等。face to faceのコミュニケーションをとって「共感」することによりセロトニン神経が活性化されます。(有田秀穂著 「セロトニン脳」健康法から) 
 なるほど、と思いますよね。この辺も詳しく述べていきたいと思います。

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幸せ物質「セロトニン」を増やす方法-6

 脳内セロトニン神経は脳全体をコントロールしてバランスを整え、意識や元気のレベルを調整する働きをしています。大脳皮質の活動を調節し「スッキリ爽快」な覚醒状態、自律神経のバランスを整えると当時に交感神経を適度に刺激した「元気」な状態を維持しています。同時に抗重力筋(重力に対して姿勢を保つ筋肉)も緊張させて、いい姿勢、いい表情をつくります。またセロトニン神経が活性化されると痛みが軽減するといわれています。セロトニン神経の活性化で痛みの神経伝達を抑制する為と考えられています。
 脳内セロトニン神経を活性化させる為には、「太陽の光を浴びる」、「リズム運動(よく噛む、リズムにのって歩く、リズム運動等)」、「深呼吸(特に下腹部を絞るように息を吐くことを意識)」が大切です。
 それではセロトニンを増やすにはどのような食事をすればいいのでしょうか?セロトニンの材料は必須アミノ酸のトリプトファンという物質です。トリプトファンを含む食材で代表的なものは大豆製品と乳製品です。大豆製品として、豆腐、納豆、味噌など。乳製品として牛乳、バター、チーズ等があります。またセロトニンの合成には炭水化物(お米、パン等)とビタミンB6(豚肉、青魚、生姜、ニンニク等)も必要となります。要はこれだけ食べていればいいというものはなく、バランスよく多くの種類の物を継続して食べるということです。バナナにはトリプトファン、炭水化物、ビタミンB6がバランスよく含まれていますのでセロトニンを増やすにはいい食べ物ですが、バナナだけたくさん食べていればいいというものではありません。あくまでバランスが大切ということです。そしてサプリメント等を摂る必要もまったくありません。食事はあくまで二次的なものであるということをご理解頂ければと思います。

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スクワットの有用性。

 以前、NHKの「ためしてガッテン」で糖尿病にスクワットが有効であるという放送がありました。スロースクワットを続けると筋肉の一部が「桃色筋肉」に変化し血糖が下がるという内容です。
 色々調べてみましたが、スクワットが明らかに血糖を改善するというエビデンスにはまだ至ってはいないようです。しかし、全身の筋肉の7割を占める下半身の筋肉を動かすことで糖を消費しやすい「白筋」のミトコンドリアが増えて「桃色筋」になり糖と脂肪の消費が更に良くなる、との内容に興味を覚えました。
 自分で試しに始めてみましたが、少しずつ回数を増やし朝夕30-40回行えるようになりました。
 中々運動ができない(膝、腰の悪くない)糖尿病の患者さんにお勧めしています。
 足を肩幅に広げて10秒かけてゆっくり腰を落とします。膝は90度まで。膝は足先を越さないで。2秒キープしてゆっくり腰を上げていきます。
 ゆっくりが基本です。腰を下ろすときに息はゆっくり吐いて、腰を上げるときは息を吸って、というのも大切です。これにより自律神経のバランスが整います。またスクワット自体のゆっくりなリズム運動が「幸せ物質セロトニン」も増やしてくれます。
 糖尿病でない方も是非試してみて下さい。下半身の筋力を維持するのに有効と考えます。

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4月病とは?

 最近テレビ等で4月病という言葉を耳にします(正式な医学病名ではなく俗称です)。5月病は昔からありますが、4月病もほぼ同じ意味で使われているようです。4月から新生活が始まり、環境の変化によるストレスから疲労感、自律神経失調症状、精神的な不安等を引き起こすものです。更にこの時期特有の気候も関係していると思われます。寒暖差が大きく「花冷え」「寒の戻り」というように先日も急に雪が降るほど気温が下がることもありました。人間は皮膚の表面の血管を広げたり収縮させて無意識に体温をコントロールしています。これを司るのは自律神経です。このような寒暖差は自律神経にとても負担をかけます。よって自律神経のバランスも崩れてしまいます。
 予防は規則正しい生活、十分な睡眠、十分な栄養、が大切です。またストレスを溜めない為に趣味の時間やスポーツの時間を持つ事もいいと思います。
 そして心身共にリラックスさせて免疫力も高める為に副交感神経を上げるように常に意識することも大事だと思います。深呼吸、ゆっくり行動する、笑う、情動の涙を流す、いい香り、いい音楽等です。中でも深呼吸は一番簡単で確実に副交感神経を上げてくれます。鼻呼吸でゆっくり4秒位かけてお腹を膨らませて息を吸い、8秒位かけてゆっくりと息を吐く、最後は下腹部を絞るように吐き切る。これを1日数回、数分程度でも継続するだけで効果を実感できると思います。
 今年はこの後10連休が待っています。連休をいい体調で過ごす為に、また連休後5月病にならないように今から規則正しい生活を維持して下さい。

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5月の連休について。

 今年は新天皇の即位の為、5月1日が祝日となります。「祝日と祝日の間は休日になる」という法律から4月30日と5月2日も国民の休日となり10連休となります。
 10連休ではさすがに医療・教育のみならず各業界とも混乱を来し、大変なことになると予想されます。私は国会では今回に限り「祝日と祝日の間は休日」を適応せず、4月30日と5月2日は平日になることを期待していましたが、予想に反してあっさりと国会で認められ成立してしまいました。
 仙台市医師会内科医会(医師会に所属する内科開業医)では北部急患診療所、舟丁の急患センターともに連休中は全日交代で担当します。すなわち一次救急は仙台市医師会内科医会で担当するということです。このこともあり当院では4月28日(日)から5月6日(月)まで休診とさせて頂くことに致しました。連休前後の混雑を避ける為、連休中も数日の診療を出来ればと思っていましたが、連休中に開けていても来院する方は少ないと予想されることや、スタッフ数の問題、薬剤卸や検査センターの問題などもあり休診と致します。大変心苦しいのですがご理解頂ければと思います。
 連休中に体調の悪い方は誠に申し訳ございませんが、北仙台の北部急患センター、舟丁の急患センターのご利用をお願い致します。

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幸せ物質「セロトニン」を増やす方法-5

 「共感」と関連する脳内セロトニン神経系は、「闘争」のノルアドレナリン神経系の興奮し過ぎを抑え、「報酬」のドーパミン神経系の暴走を抑え心のバランスをとる役割を担っています。「共感」を司るのは人間の脳の中で最も発達した前頭前野となります。セロトニン神経を活性化させる生活はこの「共感脳」を元気にさせます。お金や成績などの報酬ではなく、人の為、地域の為、社会の為に自分の能力を役立て、人が喜んでくれたり、感謝してくれる事に幸せを感じることが「共感」ということになります。
 セロトニンを増やすために大切なことは、一つは「太陽の光を浴びる」こと、二つめは「良く噛む」、「歩く」などの「リズム運動」です。
 そして「深呼吸、呼吸法」もセロトニンを増やす為に効果的です。
 そういえば以前、副交感神経系を高める方法として深呼吸の重要性を記載しましたが、深呼吸はいいこと尽くめであることが分かると思います。
 基本はゆっくりお腹を膨らませて(横隔膜を広げて)息を吸い、ゆっくり吐き出す腹式呼吸となります。但しセロトニンを活性化させる呼吸法は吐くことに意識を集中する腹筋呼吸である必要があります。吸うことから始めるのではなく、まず息を吐く、お腹(下腹部)をグーッと絞って吐き切ったところでゆっくりと息を吸う、これを繰り返す呼吸です。お腹を絞って吐くのに10秒程度、吸うのは自然に、時間は15-30分、がポイントです。(有田秀穂著 「セロトニン脳」健康法 より)
 実際にやってみると「吐くことから始める」「下腹部を絞って」というのは結構難しいものです。少しずつ練習してみて下さい。この呼吸法は「丹田呼吸法」といって「丹田」というのは東洋医学のツボのことでお臍から5-10cm下の部分のことだそうです。呼吸法は古来から武道、茶道、書、舞、作法等の際にとても大切な要素です。この呼吸法により、体がスムースに動き、精神的プレッシャーやストレスに打ち勝つということが実感できるようになればと思います。

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幸せ物質「セロトニン」を増やす方法-4

 脳内神経伝達物質セロトニンは、オーケストラの指揮者のように脳全体をコントロールして意識や元気のレベルのバランスを調節する働きを担っています。気持ちを切り替えて心を安定させる働きもセロトニン神経の大切な役割となります。我々の日常では怒りやストレス(ノルアドレナリン神経)を感じることが多々あります。また快楽・満足を求めて短絡的な行動(ドーパミン神経)をとってしまうこともあります。しかしセロトニンが活性化していればそのような気持ちをスッと切り替えて穏やかで安定した心の状態を維持することができます。
 セロトニンを増やすために大切なことは、一つは「太陽の光を浴びる」こと、二つめは「リズム運動」です。
 リズム運動として「良く噛むこと」、「歩くこと・ウォーキング」があります。そしてリズミカルな運動、例えば「スクワット」、「自転車漕ぎ」、「フラダンス」、「太鼓叩き・ドラム叩き」や大きな声で同じことを繰り返すような「念仏」、「お題目」等も効果的とされています。リズミカルに体を動かす、使う動作ということになります。但し覚えるのが難しいもの、例えば「社交ダンス」、「エアロビクス」、「ジャズダンス」等はセロトニン活性化には不向きとされています。誰でも簡単に出来て、無意識に、何も考えずにそのリズムに乗っていることが大切です。(有田秀穂著 「セロトニン脳」健康法 より)
 このようにリズム運動にはたくさんのものがあります。
 体を動かず時はリズミカルであるか?そしてセロトニンが活性化されているか?意識してみて下さい。

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幸せ物質「セロトニン」を増やす方法-3

 脳内の神経伝達物質「セロトニン」を増やすことができれば、リラックスしているけれど集中力はあるという落ち着いた脳の状態を保てると考えられます。「安心・幸せ」のセロトニン神経は、「闘争」のノルアドレナリン神経の興奮し過ぎを抑え、「報酬・満足」のドーパミン神経の暴走を止めて心のバランス維持に大切な役割を果たします。
 セロトニン神経が活性化されると 
〇朝の目覚めがよい。
〇全身の肌や筋肉に張りがでる。
〇痛みに強くなる。
〇元気で穏やかになる。
〇気分の切り替えがスムースとなり、いつまでもこだわらない。
〇集中力がでる。
等、理想的なコンディションが整います。
 
 セロトニンを増やすために大切なことは、一つは「太陽の光を浴びる」こと、二つめは「リズム運動」です。
 リズム運動の代表的なものは「歩くこと・ウォーキング」です。ウォーキングを習慣としている方は多いと思いますが、セロトニンを増やす効果的な歩行は、周囲を気にせず、何も考えず、動いている手足や呼吸を意識して歩くこと、とされています。テンポに乗ってやや早足で、胸を張って、腕もふって。歩調に合わせて「フッ、フッ、フッ」と3拍で息を吐き、4拍目で「スッ」と息をすうように。また何分歩こうとか何千歩歩こうとは考えないことも大切とされています。時間は5分~30分程度。疲れを感じたら無理をせず切り上げて。(有田秀穂著 「セロトニン脳」健康法 から)
 歩くとき、ウォーキングの時はこの点を意識してみて下さい。何となくですが効果が実感できると思います。

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幸せ物質「セロトニン」を増やす方法-2

 脳内の神経伝達物質「セロトニン」を増やすことができれば、リラックスしているけれど集中力はあるという落ち着いた脳の状態を保てると考えられます。「安心・幸せ」のセロトニン神経は、「闘争」のノルアドレナリン神経の興奮し過ぎを抑え、「報酬・満足」のドーパミン神経の暴走を止めて心のバランス維持に大切な役割を果たします。そして「共感脳」、すなわちお金や成績などの報酬ではなく、人の為、地域の為に自分の能力を役立てる、そして人が喜んだり、人から感謝されることに幸せを感じる、といった前頭前野の共感脳も元気になります。
 どうすればセロトニンを増やすことができるのか?
 一つは「太陽の光を浴びる」ことです。二つめは「リズム運動」です。
 リズム運動の一つに「よく噛む」ことがあります。噛むことは運動とは言えないかも知れませんが、咀嚼は体にいいこと尽くめです。
 ある程度の硬さのものをある程度の時間よく噛むことによりセロトニンが増加します。最近は聞きませんが昔は「スルメを食べると頭が良くなる」といわれたものです。これはスルメ自体の効果というよりは、よく噛むことによりセロトニンが増加して脳全体がいい状態になっていることに由来すると考えられます。またよくプロスポーツ選手がガムを噛んでいますが、これはよく噛むことによりセロトニンを増やしパフォーマンスを上げる為といわれています。(有田秀穂著 「セロトニン脳」健康法 より)
 またよく噛んで食べることは、喉の筋肉を増強させ、満腹感を感じさせ食べすぎを抑え食後血糖上昇も抑える、脳を活性化して認知症予防、免疫力増強等いいこと尽くめです。
 無理にスルメを噛む必要はないと思いますが食事の時は今迄以上にしっかり噛む、少し時間をかけて噛むことを意識してみてはいかがでしょうか。
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幸せ物質「セロトニン」を増やす方法-1

 脳内の神経伝達物質「セロトニン」を増やすことができれば、リラックスしているけれど集中力はあるという落ち着いた脳の状態を保てると考えられます。「安心・幸せ」のセロトニン神経は「闘争」のノルアドレナリン神経の興奮し過ぎを抑え、「報酬・満足」のドーパミン神経の暴走を止めて心のバランス維持に大切な役割を果たします。
 どうすればセロトニンを増やすことができるのか?
 一つは「太陽の光を浴びる」ことです。日光の刺激でセロトニン神経が活性化されます。太陽をじかにみる必要はなく、朝に10分~30分程度太陽の光を浴びる、あるいは感じる程度でいいと思います。同じ光でも室内やオフィス内の蛍光灯の光では不十分でやはり太陽の光が大切です。曇りの日で直接太陽がみえなくても光の明るさとしては十分と考えられています。
 また朝に日を浴びることにより、約25時間周期の体内時計を24時間にリセットし、さらに睡眠に関係するメラトニンという物質もその約15時間後に上昇してきますので良質な睡眠を得るためにも大切な役割をしています。(有田秀穂著 「セロトニン脳」健康法 より)
 毎朝起きたらカーテンを開けて日の光を浴びる、当たり前のことですがとても大切なことと改めて感じました。

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 先週は多くのインフルエンザの患者さんが受診されました。警報レベルとなっていますので十分ご注意下さい。

幸せ物質「セロトニン」について。

 私たちの脳内神経伝達物質には大きく三つのものがあります。元気・闘争の「ノルアドレナリン」、報酬・満足の「ドパミン」、安心・幸せの「セロトニン」です。これらがバランスをもっていい状態であれば元気で、かつ穏やかで、落ち着いており自分だけではなく周囲の人も気分が良くなると思われます。
 今回セロトニン研究の第一人者、東邦大学名誉教授、有田秀穂先生のセロトニンに関する著書を幾つか読んでみました。血液のセロトニン濃度が正確に脳内セロトニンの状態を反映するのか少し疑問な点もありましたが、内容はとても分かり易く説得力のあるものでした。セロトニンは「共感脳」に関わっているという考え方です。「共感」とは自分の為ではなく、家族の為、人の為、地域の為に行動すること、そして人が喜んだり感謝してくれることに幸せを得る、ということです。戦後高度成長期の日本は、頑張って勉強していい成績をとり、頑張って働いて収入を得て欲しい物を手に入れる、ということに満足感を得てきました。これは満足・報酬のドパミン系神経が主軸となります。これはこれで大事なことではありますが実はこれだけで本当に満足できているか、いないのはドパミン系がセロトニン系を圧迫しているからではないかという考えです。
 有田名誉教授が述べるセロトニンを自分で活性化できる方法を記載していきたいと思います。

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 正確にいうと脳内のセロトニンは神経伝達物質であり、医学的なホルモンとは異なります。よくセロトニンは「幸せホルモン」と 
いわれていますが、正確には「幸せ物質」でしょうか。
 ちなみに今迄述べてきた「副交感神経を上げる」方法やこれから述べて行きたい「セロトニン」に関しては、医学的根拠に関しては完全に確立されたものではありません。しかし医学的に理にかなっていますし、何よりお金もかからず、副作用もないことが大事なことです。そして間違いなくこれらの習慣を取り入れることにより元気に、調子よくなる方がいると思います。この辺をご理解頂ければと思います。

新年あけましておめでとうございます。

 新年あけましておめでとうございます。
 本年も皆様に良質な医療を提供できますよう、安心感と元気を感じて頂けますよう職員一同努力していきたいと思いますので宜しくお願い致します。
 ここでいう良質な医療とは
「科学的根拠に基づいた医療を、患者さん個々の背景などを十分考慮した上で十分な説明と共に提供し、患者さんにも十分理解して頂いた上で実践する医療。尚且つ患者さんに安心感と元気を感じて頂ける医療」
と考えております。

 最近は例年このことを述べていると思います。わかり易く簡潔に述べているつもりですが、もっと簡単に述べると、基本的には医学的に根拠のあるものを提供したい、ということです。これは医師として当然のことですが、実は医学的根拠とはあまりにも多すぎて正確に提供するのは難しいことです。また医学的に根拠のない事でも我々医師の経験や勘というものもとても大切と思っています。更に医学的に正しいことがすべて患者さんにも正しいとも限りません。そこをうまくまとめて患者さんに納得して頂き治療していくことが我々医師の甲斐性と考えています。
 これは内科医院としての当院の、内科医としての私の最も基本となることと考えておりますで、これからも常に意識していきたいと思っています。

 1月2日は仙台市北部急患診療所の当番でした。やはりインフルエンザの患者さんが多くおられました。12月末からインフルエンザの患者さんが増えておりましたので、お正月休みが明けると更に患者さんが増える可能性があります。体を冷やさず、十分な栄養と睡眠を心掛けていい体調で仕事始めを迎えて下さい。

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副交感神経を高める方法-7

 交感神経(緊張・興奮方向)と副交感神経(リラックス方向)の両方が適度に高い状態が心身の健康に一番理想的と考えられます。副交感神経を高める方法を普段から意識すると、日々より健康に過ごせると思います。
 深呼吸、ゆっくりしゃべる、笑う、いい香りを嗅ぐ、いい音楽を聴く、等が挙げられます。

 そして「情動の涙」、「号泣」も副交感神経を高めることが証明されています。
 実はこれは私も知らなかったのですが、セロトニン研究の第一人者、東邦大学名誉教授の有田秀穂先生の研究で著書に記載されていました。
 「情動の涙」は人間だけに与えられたものです。涙を流す指令を出すのが、人間が最も発達している前頭前野の機能だからです。映画やドラマを見て、感極まり、涙を流す直前に前頭前野の血流が一挙に増加して交感神経が亢進し、その後涙を流し始めると副交感神経亢進状態にスイッチされます。そして涙を流し終えると、とてもスッキリとした気持ちになります。
 以前、自分でお気に入りの「笑える漫画、映画」を持とう、と述べましたが、「泣けるドラマ、映画」も持っておくといいのではないでしょうか。
 偶然ですがこの12月、私も映画を観て大いに泣きました。話題の「ボヘミアン・ラプソティ」です。泣きたくて3回観に行きました。クイーンは昔から大好きで、10代後半から40年も聴いていることになります。クイーン好きだからもありますが、歌詞の内容、フレディ役のラミ・マレックの好演等泣かせられる要素が多過ぎます。泣きたくてまた観たい気持ちになってしまいます。
 確かに泣いた後、涙を流した後はとてもスッキリとした気持ちになっていました。これは副交感神経が高まっているからなのでしょう。
 笑うことがいいことは分かっていましたが、泣くこともいいとは知りませんでした。まだまだ勉強不足だなと感じています。

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インフルエンザの流行が始まりました。

 仙台ではインフルエンザの患者さんはまだ少ないと先日述べたばかりでしたが、市内の小学校で今季初のインフルエンザの為の学級閉鎖がありました。厚労省も14日、インフルエンザの全国的な流行が始まったと発表しました。偶然ですが本日当院でもインフルエンザA型の患者さんがおられました。私は、「今年は10-11月が暖かかったし流行は遅いと思います」などと患者さんにお話ししてしまっていたと思います。申し訳ありません。ここ数日の寒さも関係しているかもしれません。一挙に真冬となってしまいました。体を冷やさず温めて、十分な栄養と睡眠を心掛けてください。また以前記載した副交感神経を上げる試みも意識してみて下さい。深呼吸は副交感神経を高め、セロトニンも増やしその両方の作用で免疫力を高めます。実は私自身効果を実感しています。
 仙台市感染症発生動向調査情報

 しかしまだ本格的な流行ではありませんのでインフルエンザの予防接種は十分間に合うと思います。12月初旬のワクチン供給により十分量のワクチンがございます。予約は不要ですのでご希望の方はいつでもご来院下さい。

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インフルエンザワクチン接種を再開しています。

 11月中旬に供給が途絶えてしまい中断となっていたインフルエンザのワクチン接種ですが、今週始めに十分量のワクチンが供給され現在通常通りにいつでも接種できる状態に回復しております。ご希望の方には大変ご迷惑をお掛け致しました。
 今年は秋以降も暖かい日が多く、先週は西日本で夏日を記録するなど地球温暖化、異常気象を感じます。このような背景もありインフルエンザの流行も季節が関係なくなりつつありますが、やはり気温が下がり、乾燥してくると流行してくることは間違いありません。一時東京でインフルエンザ患者増加の報道もありましたが、仙台市の感染症情報ではまだ市内各区数人程度の患者数です。感染症発生動向調査
 この表の見方は、各区ごとに各疾患の1週間の患者数が記載されています。各区で登録されている医療機関を受診した患者数です。定点医療機関数は区により異なりますが、患者数を医療機関数で割ったものが定点当たり患者数となります。先週のインフルエンザ患者数は青葉区で2名、定点当たり0.18人とまだ少ない状況です。もちろん定点医療機関の数は多くはありませんがこれを見ていればおおよその流行状態が解ります。当院も定点報告(1週間の患者数を仙台市に報告)に参加していますが、現在の所9月に1名おられたのみでその後はおられません。しかし最近の寒暖差の為か感冒の患者さんは多くおられますし、また土曜日は初雪がふりました。体を冷やさないよう、温めて、十分な栄養と睡眠をとり健康に年末を迎えて頂ければと思います。

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インフルエンザワクチンに関して。

 10月から行っているインフルエンザワクチン接種ですが、11月中旬にワクチンの供給が途絶え、在庫がほぼなくなってしまい、一時接種を見合わせなくてはならない状況となってしまいました。ワクチンご希望で来院された方には大変申し訳なく思っております。
 昨年もワクチン株決定の遅れから供給が遅れて一時期新規の方をお断りせざるを得ない時期がありました。厚労省は今年は十分量供給される予定といっていますが、十分量に達するのは12月初旬頃の予定で、11月には接種者が急増する為現在の供給不足を来したものと思われます。
 当院では例年800~900名の方にワクチン接種を行っておりますが、今年も例年同数のワクチンを発注しておりました。ワクチンご希望の方にお断りするという状況は常に避けたいと思っておりましたので私自身とても残念です。ただこの状況は誰が悪い訳ではありませんのでご理解頂ければと思います。薬剤卸さんのご尽力で今回少しワクチンが確保できました。12月初旬には予定量入荷の見込みです。大変ご迷惑をお掛け致しますがご希望の方はまずお電話頂ければと思います。

宮城県糖尿病療養指導士について。

 当院の看護スタッフ2名が宮城県糖尿病療養指導士(CDE-MIYAGI)に認定されました。
 CDE-MIYAGIとは、糖尿病診療向上を目的に昨年宮城県で始まった制度で、糖尿病診療に従事するコ・メディカルが講習受講、レポート提出、試験を受けて認定されるものです。
 当院は糖尿病の患者さんが多く、以前から自己血糖測定指導、インスリン導入時の手技指導等を看護スタッフが行っておりました。今後は糖尿病の勉強を更に行った療養士により、今迄以上の指導等も行っていければと思います。糖尿病の患者さんにも色々な方がおられ、食事療法や経口内服薬で安定している方もおられれば、多くの内服薬やインスリン自己注射を行っていてもコントロールが困難な方もおられます。コントロール不良の方には私も時間をかけて指導するよう努めていますが、場合によっては中々出来ないということも多々あります。
 今迄以上にスムースに、確実に糖尿病診療が行えるよう工夫をしていきたいと考えています。試行錯誤になるとは思いますが、患者さん方からもご希望、ご意見があれば医師もしくはスタッフまで頂ければ幸いです。

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副交感神経を高める方法-6

 交感神経(緊張・興奮方向)と副交感神経(リラックス方向)の両方が適度に高い状態が心身の健康に一番理想的と考えられます。副交感神経を高める方法を普段から意識すると、日々より健康に過ごせると思います。
 今迄述べてきた、深呼吸をするゆっくりしゃべる笑う体を温めるいい香りを嗅ぐ、等です。
 そして「いい音楽を聴く」ことも副交感神経を高めて自律神経のバランスを整えることが知られています。
 音楽と自律神経の関係に関してはとてもたくさんの研究論文があります。そして研究結果も色々で、この音楽を聞くといいと言い切れるものはないようです。大まかには、クラッシック音楽は副交感神経(リラックス方向)を上げる、ロックミュージックは交感神経(興奮方向)を上げる、という報告が目立ちます。何となくイメージは湧きますよね。
 しかしできれば交感神経、副交感神経両方を上げたいものです。ジャズ、特にボサノバ等は両方を上げる可能性が示唆されています。これはリズム・テンポに由来するようです。ややアップテンポで固定テンポのもの(心拍のリズムに近いもの)、これが適度に交感、副交感神経両方を高めるという考えです。
 心拍数(心臓の鼓動)は緊張興奮で増加し、リラックスで低下します。私たちは生まれる前、母親の胎内ですでに母親の心拍を聞いているといわれています。そして生まれた後も多くは左抱きの為、母親に抱かれてその心拍を感じているとのこと。この時期に心拍リズムと様々な感情との関連が形成されてくるのかもしれません。
 しかしどれも一研究結果や推測であり、一番は自分で聴いていて、リラックスできてかつ元気がでる音楽、自分が一番好きな曲でいいと思います。好きな音楽を聴く時は交感・副交感神経どちらが上がっているか感じて頂ければと思います。

 9月に引き続き10月も比較的暖かい日が続きました。落葉樹の葉もまだ残っており地球温暖化を感じます。しかし朝夕は気温が下がっています。寒暖差で風邪を引く方が多くなっていますのでご注意下さい。

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副交感神経を高める方法-5

 交感神経(緊張・興奮方向)と副交感神経(リラックス方向)の両方が適度に高い状態が心身の健康に一番理想的と考えられます。副交感神経を高める方法を普段から意識すると、日々より健康に過ごせると思います。 副交感神経を高める方法として、深呼吸をする、ゆっくりしゃべる、笑う、体を温める、等が挙げられます。
 そして「いい香りを嗅ぐ」 ことも副交感神経を高めることが解っています。香りの信号は鼻の奥の嗅神経を介してダイレクトに脳の中、特に自律神経やホルモン調節の中枢、感情の中枢、記憶の中枢等に伝わります。様々な香りを嗅いだ時に、自律神経(交感神経、副交感神経)、ホルモンの値、脳内の血流がどのように変化するか多くの研究が行われています。
 「いい香り」は副交感神経を亢進させることにより自律神経のバランスを整え、ストレスホルモンは低下し、その結果全身の血行も良くなり、心身共にいい状態に導いてくれます。また以前にお話しした幸せホルモン「セロトニン」が増えるというメカニズムも加わります。
 では「いい香り」とは何か?これは好みと思いますが、一つの方法としてアロマセラピーに用いられるエッセンシャルオイルが挙げられます。エッセンシャルオイルは植物の花や樹皮、果物も果皮などから抽出された100%天然のものです。オイルにも大まかには「元気、活発方向」のものと「リラックス、ゆったり」方向のものがありますが、まずは好みの香りがあれば試してみて頂ければと思います。
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インフルエンザの予防接種が始まりました。

 早いものでもう10月です。今年もインフルエンザの予防接種が始まる季節となりました。
 今年は9月から東京を初め各地でインフルエンザによる学級閉鎖が始まっているとの報道がありました。先日当院でもインフルエンザの患者さんがおられましたが、まだその方一人だけです。仙台ではまだ流行の兆候はないようです。
 10月末から11月中旬までには接種を受けるようお勧めします。 仙台市在住で65歳以上の方は1,500円、その他の方は3,500円となります。予約は不要です。
 今年のワクチン株はA型株:A/シンガポール/GP1908/2015(H1N1)pdm09、A/シンガポール/INFIMH-16-0019/2016(H3N2)、B型株:B/プーケット/3073/2013(山形系統)、B/メリーランド/15/2016(ビクトリア系統)という内容となります。
 昨年はワクチン株の決定が遅くなってしまった為ワクチンの製造供給が遅れ、医療機関によっては必要な時期にワクチンが入荷しないという事態となってしまいました。当院には当初から十分量のワクチンが入荷していた為、他院で受けれず初めて当院でワクチンを受けるという方が多くなってしまい、当院定期通院の方の分が足りなくなり、途中からは新規の方はお断りせざるを得ないという状況でした。
 今年は昨年のようなことはなく、安定して供給されるようです。いずれご希望の方に接種できないという状況は常に避けたいと考えています。今後もし供給、入荷状況に変化がありましたら報告させて頂きます。

 秋晴れのいい天気が続いていますが、今回の台風一過で今日明日は夏日となりそうです。朝、夕の気温差は大きいので風邪などひかぬよう引き続き体調管理にはお気を付け下さい。

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