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コロナワクチン春開始接種を行っております。

 5月8日からコロナワクチン春開始接種を行っております。
 現在は4月末に接種券が発送された75歳以上の方の接種を行っております。今週は65~74歳の方に接種券が発送され、64歳未満の方は6月12日の接種券発送予定です。春接種は高齢者(65歳以上の方)、5歳~64歳で基礎疾患を有する方、医療従事者・高齢者施設従事者が対象です。
 6回目ワクチンを接種すべきでしょうか?
 この1年半のオミクロン株は免疫逃避(ワクチンが効きにくい)という特徴がありました。さらにオミクロンの後のXBB株もオミクロンBA5より強い免疫逃避能を有しているとされています。よって感染予防効果はなくはないがあまり期待できない、という理解でいいと思われます。しかしオミクロン株でもワクチンにより高齢者や基礎疾患のある方の重症予防効果が認められたという報告もされています。よって国の方針通り、高齢者や基礎疾患のある方でご希望の方は接種をお勧めしております。しかし基礎疾患のない若い方は無理に接種しなくてもいいと思います。そのような方は今回は対象ではありません。中年で糖尿病や肥満のある方はどうでしょうか?これもご自分の判断でいいと思います。私自身は注射好きなので、というかやはりリスクを可能な限り減らしたいので自分はするつもりです。
 西欧諸国は昨年のオミクロンの流行で人口の8割の方が感染し集団免疫を獲得し、現在は普通の生活に戻っています。一方日本はまだ4割程度の感染です。集団免疫にはまだ遠いようです。5類になりましたが連休後コロナ陽性者は増加しているようです。当院でも週に5-6名の陽性者がみられています。
 予防も含めてできることは今迄通りやる、特にご高齢の方の感染予防には十分注意する。しかし5類になったので今迄のように過剰に敏感にはならない。という理解でいいと思います。
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今後の発熱患者さんの対応について。

 5月8日から新型コロナ感染症は2類相当から5類となり、今迄の「発熱外来」(正式には診療・検査医療機関)という概念が終了となります。以前のインフルエンザ流行時と同じように発熱等の方はいつでもどこでもご希望のクリニックを受診できるようになる予定でした。しかし国は「発熱外来」から「外来対応医療機関」に名称を変更し診療できる医療機関を公表する方針です。段階的に引き下げていく過程である、また新型コロナはインフルエンザよりは高齢者の死亡率が高く油断は出来ない、引き続きやむを得ない理由で発熱は診察出来ない医療機関も多いであろう等の理由のようです。
 当院は今迄「発熱外来」は行っておりませんでした。これは当時看護師スタッフの産休育休者が2人となり(これはとてもお目出たいことですが)通常の診療もギリギリであった為です。このため診察できない方が多くおりましたことを改めて深くお詫び申し上げます。昨年の夏以降はコロナの患者さんが全国的に著増し、当院でも定期通院中の患者さんは発熱時診察し保健所にPCRをお願いする、若い方は抗原キットを行い陽性ならご自身で登録して頂くという形で対応しておりました。
 今後は「外来対応医療機関」として発熱等、コロナ疑いの方の診察を行ってまいります。但し診療スペースが限られておりますので必ずあらかじめお電話をお願い致します。今迄通り時間を指定して診察致します。コロナ以降感冒・発熱の方はまずお電話頂くという習慣となりました。ありがたく思います。またこの半年で発熱時ご自分でコロナ抗原キットを検査するということもかなり広まったと思います。ご自身で検査されても結構ですがうまく検体が取れない方も多いようです。自分で検査すべきか当院で検査を受けるべきか迷う時はまずはお電話頂ければと思います。
 連休も終わり、5類となると飲み会等も増え、コロナ患者さんは少し増えていくと思います。また今年はインフルエンザもまだ患者さんがおられます。今迄通りの注意は継続し、過度に恐れず、しかし過度に油断せず。私自身今迄通り出来ることをきっちりやっていこうと思っています。
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5月からのコロナワクチン接種に関して。

 5月8日から新型コロナウィルス感染症は2類相当から5類分類となり、約3年間のコロナ禍の生活が大きく変わろうとしています。この2年間頻回に行われたコロナワクチンに関して国は新しい指針を示しています。
 今年は「令和5年春開始接種」と「令和5年秋開始接種」の2回が行われる予定です。来月から始まる「春開始接種」は65歳以上の高齢者、基礎疾患を有する方、医療従事者が対象となります。ワクチンは昨年秋以降使用されているオミクロン対応2価ワクチンです。「秋開始接種」に関しての詳細はまだ未定です。
 オミクロン株となり病原性は弱くなったものの感染性は増強しました。結果この1年で多くの方がオミクロン株に感染してしまいました。ワクチンを接種しているご高齢の方も多く感染してしまいましたが、それでもワクチン接種は高齢者の重症化率を低下させるというデータが多く報告されています。このような背景で対象者を限定した形での接種がまた始まります。
 先日WHOはコロナワクチン追加接種に関して、60歳未満の健康な成人には「得られる効果が少ない」と推奨しないと公表しました。もっともだと思う方がほとんどと思います。多くの国の中で、集団免疫を既に得た国、ワクチンを多く接種した国、ほとんど接種してない国等さまざまです。WHOの指針は国際的なもの、日本は日本でのワクチンの有効性、副反応等のデータを詳細に国民に示してほしいと思います。その上で個人個人で判断できればと思います。
 いずれまた接種券が発送される予定です。
 順次報告させて頂きます。
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勤続10年。

 当院のスタッフが勤続10年となりました。
 皆様よくご存知の看護師長です。
 古い建物の頃から当院に勤務し、今では患者さんのほぼすべてを把握し、看護技術、手技も第1級、後輩の指導から時には受付事務までこなしてくれる当院にはなくてはならない存在です。そして何より常に患者さんに親切で丁寧です。10年間ご苦労様でした。今後も一層の成長を期待しています。
 当院も新しい建物となりこの夏で10年となります。私自身10年も歳を重ねたかと思うと少々ぞっとします。あっという間の10年でした。色々ありましたが当院も、私も、スタッフも随分成長したと思っています。これからも皆で成長していけるよう力を合わせていければと思います。
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「あきらめる」健康法-片づける習慣をもつ。

 「あきらめる」とその瞬間、自律神経のバランスが整います。
 自律神経には交感神経(プラス方向)と副交感神経(マイナス方向)があり互いにバランスを取りながら生体を調節しています。ストレスフルの現代では交感神経が過剰に優位となり一方加齢に伴い副交感神経が低下していきます。このため自律神経のバランスが乱れ様々な体調不良を引き起こします。悩みや心配事のストレスにより心が乱れ「くやしい」、「つらい」、「困った」といった感情は誰もがもっています。そうゆう時こそ「あきらめる」事が大切です。「あきらめる」はギブアップではなく前へ進むための「明らめ」です。あれこれ考えていてもどうしようもない、だったらもう考えずに前へ、別の方向へ進もうということになります。「あきらめる」とその瞬間呼吸が安定し自律神経のバランスが整います。
 「あきらめる勇気」を持つ為の習慣として、片づける習慣を持つということがあります。気分がむしゃくしゃした時、部屋を整理整頓すると気持ちがスッキリして落ち着くという経験は誰もがあると思います。片付け=掃除、整理整頓になりますが、この行動により副交感神経が活発となり自律神経が安定することは科学的にも証明されています。但しあれもこれも一気にすべてを片づけようと欲張るとすべて出来づにかえって自律神経が乱れてしまいます。週に何日か、今日はここと1か所場所を決めて片づけると効果的です。
(小林 弘幸著 自律神経を整える「あきらめる」健康法から)
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「あきらめる」健康法-朝の過ごし方で一日が決まる。

 「あきらめる」とその瞬間、自律神経のバランスが整います。
 自律神経には交感神経(プラス方向)と副交感神経(マイナス方向)があり互いにバランスを取りながら生体を調節しています。ストレスフルの現代では交感神経が過剰に優位となり一方加齢に伴い副交感神経が低下していきます。このため自律神経のバランスが乱れ様々な体調不良を引き起こします。悩みや心配事のストレスにより心が乱れ「くやしい」、「つらい」、「困った」といった感情は誰もがもっています。そうゆう時こそ「あきらめる」事が大切です。「あきらめる」はギブアップではなく前へ進むための「明らめ」です。あれこれ考えていてもどうしようもない、だったらもう考えずに前へ、別の方向へ進もうということになります。なぜなら「あきらめた」瞬間呼吸が安定するからです。スランプの時は通常呼吸が浅くなっています。これでは交感神経が過剰になりいいことがありません。あきらめると自然に呼吸が安定します。安定すると副交感神経が上昇し全身の血行が良くなります。
 「あきらめる勇気」を持つ為の習慣として、まず朝の過ごし方が挙げられます。朝、余裕をもって行動することによりゆっくりと副交感神経から交感神経にシフトすることができます。朝から慌ただしくバタバタ動いてしまうと一気に自律神経のバランスが乱れてしまいます。夜更かしせず早く寝て早く起きる。洗面、着替え、食事、出勤等ゆっくりと余裕をもって行う。これだけでも呼吸が安定しその日1日、自律神経が整った状態で過ごすことができます。
(小林 弘幸著 自律神経を整える「あきらめる」健康法から)
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「あきらめる」健康法

 自律神経を整える「あきらめる」健康法。
 これは順天堂大学小林弘幸先生の著書の一つです。氏は最近も多くの著書を書いておられますが、2013年初版のこの本が先生の著書の始めに相当するものと思われます。私自身この本を読んで実践してみてとても救われました。
 年齢とともに自律神経のバランスが乱れてしまいます。すなわち副交感神経系(リラックス系)の回復が悪くなってしまい、結果として交感神経(戦闘モード系)が常に優位となり常にイライラ、ハカハカという状況に陥ってしまいます。「あきらめる」とその瞬間、副交感神経が回復し自律神経のバランスが整います。
 「あきらめる」という言葉はnegativeな印象があるかもしれません。我々の世代は「あきらめないで最後まで全力で頑張る」という事がごく普通のことでした。これを背負って年を重ねていって、様々な困難、ストレスが立ちはだかっても「あきらめずに頑張ろう」と頑張り続けてしまいます。交感神経が亢進し過ぎ体のバランスが乱れ様々な不調が出てくると思います。
 ここでいう「あきらめる」とは「ギブアップ」ではなく「もう仕方ない」と「物事を明らめる」こととなります。次から次に湧いてくる妄想、心配事が芋づる式に膨らみ悩みが増えていきます。「あきらめる」ということは感情や妄想に振り回されることなく、今の自分を冷静に見つめて苦しんだり悩んだりしている原因を明らかにしていくこととなります。
(小林 弘幸著 自律神経を整える「あきらめる」健康法 から)
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インフルエンザ警報が発令されました

 先日宮城県でインフルエンザ注意報が発令されました。
 インフルエンザ患者が定点医療機関に1週間で1人受診すれば「流行入り」、10人受診しれば「注意報」、30人を超えれば「警報」となります。注意報レベルとなると流行の発生前であれば今後4週以内に大きな流行が発生する可能性があることを意味しています。仙南保健所管内で10を超えており注意報になったようです。一方市内では下表の如く若林区のみ17とおおいもののその他の区ではごく少数となっています。これはたまたま局所的な発生が重なったことや、まだコロナ禍の為定点医療機関においても受け入れ検査が十分できていないことによると推測されます。当院ではインフルエンザ患者さんは週に1人程度で経過しています。注意は必要ですがコロナ禍以前のような患者数にはならないと考えます。
 インフルエンザ対策もコロナ対策と同様です。まだまだ寒い日が多いですが一方で少しずつ日が長くなり陽も春めいてきています。気を抜かずに頑張りましょう。
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副腎疲労とは?

 先日テレビ番組で「副腎疲労」に関するものがありました。またこれに関する書物もいくつかあるようです。
 それでは「副腎疲労」とは何者なのでしょうか?
 この概念を提唱されている先生方は「仕事、家庭、経済、人間関係などのストレスや、偏った食生活や運動不足といったライフスタイルの乱れによって副腎の機能低下が続くと、ホルモンバランスが乱れ、慢性的な疲労、精神不安、食欲不振、下痢、アレルギー症状などの様々な症状を引き起こす病態」と解説しています。また副腎皮質ステロイドホルモン(コルチゾール)とDHEAのバランスによって病期を分けて評価しているようです。しかしこの病態は医学的に確立されたものではなく、診断基準も確立されておらずまた治療法も確立されたものはありません。民間的治療が試みられているようです。
 副腎には髄質と皮質があり髄質からアドレナリン、皮質から主に副腎皮質ステロイドホルモン(コルチゾール)、アルドステロン、DHEA等の性ホルモンも産生されています。なかでもアドレナリンとともにコルチゾールは強力なストレスホルモンで生体維持になくてはならないものです。さらに脳下垂体-副腎皮質系は自律神経系とも密接に関連していますので、各種のストレスが自律神経やホルモンバランスに悪影響を及ぼすのは当然のことで、これは原因ではなく結果と考えられます。前述のような症状がすべて副腎疲労として扱われることに一抹の不安もあります。ですから昔大学で副腎を勉強していた自分にとってはこの「副腎疲労」というものにやや違和感を感じます。
 いずれ各種ストレスは自律神経やホルモンバランスに悪影響を与え種々の身体不調を引き起こします。ストレスのない人はいませんのでまずはストレスとうまく付き合う試みが必要でしょう。これはちょっとした気持ちの転換で可能になることもあると思いますので自分なりのストレス対処法がみつかればと思います。
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新年明けましておめでとうございます。

 新年明けましておめでとうございます。
 本年も皆様に良質な医療を提供できますよう、安心感と元気を感じて頂けますよう職員一同努力していきたいと思いますので宜しく願い申し上げます。
 ここでいう良質な医療とは
「科学的根拠に基づいた医療を、患者さん個々の背景などを十分考慮した上で十分な説明と共に提供し、患者さんにも十分理解して頂いた上で実践する医療。尚且つ患者さんに安心感と元気を感じて頂ける医療」
と考えております。
 この事を日々実践するのは簡単なようで実はとても難しいことです。しかしこれは内科医院としての当院の、内科医としての私の最も基本となることと考えておりますで、これからも常に意識していきたいと思っています。
 昨年末から当院でもインフルエンザの患者さんがみられるようになりました。お正月明けにはインフルエンザの患者さんが増加することも予測されます。ここ2年インフルエンザはほぼみられませんでした。ウィルス干渉や感染予防の徹底の為といわれていましたがはっきりとした原因は不明でした。では何故今年はインフルエンザが増えているのか?これもはっきりとした理由は分かりません。
 いえることは油断せず感染予防を継続すること、日々の体調管理に気を付けること、かといってあまり神経質にならないことでしょうか。
 今年でコロナ禍4年目となります。コロナがごく普通のものとなり日々の生活が元に戻ることを期待しております。
 本年も宜しくお願い致します。
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一年間ありがとうございました。

 本日で令和4年も最後となりました。
 一年間ありがとうございました。
 コロナ禍3年目、皆さんにとってどんな年でしたでしょうか?
 当院では産休育休明けのスタッフ2人が復帰し看護スタッフが通常戦力に戻りました。この為夏の特定検診、基礎検診は例年以上の受診者数でしたがあまりお待たせすることなくスムーズに行う事が出来ました。同様に夏のコロナワクチン4回目、10月のインフルエンザワクチン、11月からのコロナワクチン5回目もスムーズに行えたと思っております。
 一方でコロナ禍ゆえかなりの診療制限をせざるを得ない状況で大変申し訳なく思っております。風邪症状の方はそれに準じた対応が必要な為、動線分離専用スペースが用意できないものの奥の処置室の一角で診察しております。時間を区切って診察していますが風邪症状の受診者が多いとお断りせざるを得ない状況が多々ありました。大変申し訳ございませんでした。
 コロナ禍でも定期通院患者さんや高血圧、糖尿病、甲状腺などの新患患者さんの診察は決して手は抜かずに行うことを自分自身の目標としておりました。しかしコロナワクチン接種が重なったり、風邪症状の方が重なったりするとどうしても十分な時間がとれずに診察を終えてしまう事も多かったと思います。ひとえに私の力不足でありご容赦頂ければと思います。
 世界では普通にウィズコロナとなりましたが、日本だけワクチン接種回数は多いのに感染者数は世界一が続いています。死亡率が低いのはワクチンの効果といっていいのでしょうか。もう普通でいいと皆思っていると思いますがこの3年でコロナ脳になってしまい中々そうも行かないかもしれません。
 とはいえ来年が皆さんや私達にとって良い年になるようお祈り致します。
 それでは皆様良いお年をお迎え下さい。
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「グルーヴ」の重要性。

 先日、日本アロマセラピー学会が完全WEBで開催され聴講しました。その中で「グルーヴ」という言葉がでてきました。
 昭和大学の小口江美子先生の講演です。先生はリハビリや認知症予防、健康維持目的にアロマ+音楽運動療法を行っておられます。楽しい軽体操(リズミカルで心地良い動き、グルーヴ感のある音楽)が快感情の脳内回路を刺激し前頭葉も活性化され認知機能増進が期待できるとのことです。ここでグルーヴ感のある音楽ということで「グルーヴ」の説明もありました。本来はジャズ、ファンク、ソウルロック等で使われるようですが音楽知覚認知の研究上は「音楽を聴いていて身体を動かしたくなる感覚」という定義だそうです。
 以前「幸せホルモン・セロトニン」のシリーズで記載しましたがリズミカルな運動はセロトニンを上昇させ、リラックスしているけど集中力はあるという落ち着いた状態を導き、また自律神経のバランスも安定し更に人にとって最も大切な「共感脳」も刺激します。アロマ+グルーヴは最強の組み合わせでしょう。
 最近グルーヴしていますか?
 私の若い頃はバブルでディスコブーム真っ最中でした。当時私もディスコ大好きでうまくは踊れませんがイモ洗い状態の中、音楽に合わせてただ身体を動かしているだけでとても楽しくいい気持ちになっていました。まさにこれはセロトニン上昇の為だった訳です。しかしその後ディスコは消滅。数年前までは好きなアーチスト達のライブによく行ってましたが引退や消滅でライブロス状態に。そしてコロナ禍です。
 一人でも音楽を聴いてリズミカルに身体は動かせます。しかしディスコやライブのように周囲に多くの人がいることが必要なようです。私同様グルーヴロスになっている方は多いと思います。人間にとって大切な「グルーヴ」。再びグルーヴを感じられる日が来ることを期待しています。
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1日1回空を見上げる。

 11月も天気のいい日が続いています。秋の空を眺めていますか?1日1回でいいので空を見上げてみて下さい。大きく両手を広げて、体を反らせて。そしてゆっくり深呼吸をしながら。季節の空気を感じることができると思います。たったこれだけのことですが自律神経のバランスが整います。自然の中に身を置くとそれ自体で自律神経のバランスが良くなると言われています。更に森林などの中であれば樹木の出すいわゆるフィトンチッド(樹木が産生放出する揮発物質)の影響でリラックス効果(副交感神経亢進)も倍増します。しかし毎日公園や森林を散歩するのは無理と思います。ですから天気の良い日に大きく空を見上げて季節の空気を感じてみる。試してみて下さい。
 順天堂大学の小林弘幸先生の自律神経関連の著書を読んで興味を覚え早5-6年でしょうか。私自身も大学医局時代は高血圧と自律神経の関連を研究しており自律神経には詳しいつもりでしたが小林先生の著書は目から鱗でした。それ以来あれこれ試しこのブログにも記載してきましたが、私自身体調がいいのは,またここ3年来まったく風邪もひかないのは自律神経のバランスが保てているからだと密かに思っています。
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マイナンバーカードが利用できるようになりました。

 当院でも先日からマイナンバーカードが保険証として利用できるようになりました。
 ご存じのように来春からすべての医療機関でマイナカード利用導入が義務づけられることになりました。全く誰がいつどのように決めたのか、法的根拠はあるのか甚だ疑問ですがマイナカード利用を行わない医療機関は保険医療機関取り消し(すなわち閉院、廃院)になるかもしれないとのことです。これに逆らえる医療機関はありませんのでこれをもって全ての医療機関はマイナカード利用の手続きを進めることになります。一方マイナカード普及が進まない為国民はマイナカードがないと医療機関を受診できないと脅かしをかけられた訳です。総理はマイナカードがなくても医療機関を受診できるよう配慮すると釈明していましたが。
 今迄時に「おたくではなぜマイナカードが使用できないのか」とお叱りを頂いたことがありました。これからはご利用できますのでマイナカードをお持ちの方は是非ご利用下さい。まだマイナカードと保険証を紐づけされていない方も当院の読み取り機で紐づけすることができます。そして同意頂ければ患者さんの薬歴や特定健診の結果を私が確認することができます。ただ何となく丸裸にされているようで見るほうもあまり気分のいいものではありません。またマイナカード利用がなくても医療機関側のメリットとして保険証期限切れ等の確認がとれるようなシステムです。時に期限切れの保険証で受診される方がおりますがこのような場合受付時点で分かるようになります。
 他にも普及し慣れてくれば色々メリットもあるかも知れません。
 まずはご利用頂いてこちらも慣れていきたいと思いますので宜しくお願い致します。
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インフルエンザワクチン接種を行っております。

 10月からインフルエンザワクチン接種を行っております。
 ここ2年はインフルエンザの流行はみられませんでした。コロナの感染対策がインフルエンザ予防にも効果的であったとの意見もあります。その通りと思いますがそれだけではないと誰もが感じておられると思います。しかし他の要因を明確に説明できる説はないようです。推測の域ですがウィルス干渉(コロナが流行しているのでインフルエンザが抑えられた?)があったのではと思われてる方も多いかと思います。
 それでは今年はインフルエンザは流行するのでしょうか?一昨年、昨年ともコロナとの同時流行が心配されましたが実際はありませんでした。昨年は南半球のバングラディシュ、インドでインフルエンザの流行がみられていた為心配されましたが日本では大丈夫でした。しかし今年は南半球オーストラリアであちらの冬にあたる6-8月に大流行が認められ、更に今回海外からの入国制限もなくなり今年もインフルエンザの流行が懸念されています。このような理由で日本感染症学会では2022-2023年シーズンのインフルエンザワクチン接種を推奨しています。
 今年度のインフルエンザワクチン供給は十分量が確保されているようです。
 当院では例年通り予約なしで行っております。現在のところいつでも接種可能です。万が一在庫が途切れた際にはホームページでお知らせしたいと思いますので宜しくお願い致します。
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カード支払い可能になりました。

 今月からお会計にカード支払いが可能となりました。今迄はカード支払いが不可であった為、お会計のとき「現金だけなんすね、現金ないので銀行でおろしてきます」という方が時におられました。時代の流れもありいずれはキャッシュレス決済の導入をと考えていましたが、手数料などのこともあり決めかねていた所でした。
 私自身今迄は現金主義で、ヨドバシカメラで買い物をする時はカードを使いますがそれ以外は全て現金で、1円玉、10円玉の小銭の入った財布はいつもパンパンでした。ところがある時からPayPayを利用し始めた所とても便利であることに気付きました。以来ほとんどの支払いをPayPayで済ますようになりました。
 このような事もあり遅ればせながら当院でもキャッシュレス決済の導入となりました。各種クレジットカード、交通系カードに対応しておりますがPayPayにはまだ対応しておりません。いずれ導入を検討したいと思います。
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一掃除二信心

 一掃除二信心とは、まず最初にすることは掃除である。信心はその後からだという禅語です。
 お寺では毎朝早くから庭の掃き掃除や廊下の雑巾掛けが行われています。これはお寺を綺麗にする為ですがもちろん修行の一つでもあります。なぜなら掃除をすることにより晴れやかで落ち着いた心を得ることが出来るからです。すなわち自分の心を掃除していることになります。
 掃き掃除や床の雑巾掛け等の掃除は一般的に一定のリズム運動となります。このリズム運動が幸せホルモンセロトニンを分泌させます。更に無心で行うことも大切です。あれこれ考えず掃除をしているといつの間にか無心の状態になります。この行為によりセロトニンが活性化され自律神経のバランスがとれたいい状態、穏やかですっきりとした心を得ることができます。私達も片付けや掃除した後はスッキリした気持ちになると思います。
 一日五分でもいいので試してみて下さい。出来れば朝、毎日。玄関の掃き掃除でも鏡磨きでもいいと思います。心が整うのを自覚できると思います。
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オミクロン対応ワクチンが始まります。

 前々回オミクロン対応ワクチンの今後の予定に関して記載しましたが、思ったより早くワクチン接種が開始となります。国から自治体への発送も始まり早いところでは今月末から接種開始となるようです。
 当初は武漢+BA1ワクチンが供給されます。現在4回目の接種券のある方はこの接種券で新しいワクチン接種を受けることができます。4回目接種が済んでいる方はBA4+BA5ワクチンが冬前に開始となる予定です。この夏の7波はBA5でしたがBA1ワクチンでもある程度効果があるとのことです。
 仙台市では現在配給調整中ですので10月から開始されると思います。但し多くの方は4回接種終了していますので対象者は少数と思います。多くの方は冬前の5回目ということになります。一体何回接種すればいいのかと皆うんざり気味ですが次の5回目で終了、後は年1回となることを願っています。
 7波もピークを越えつつありますがまだ感染者数分では多い状況です。集団免疫が成立されるまで続く可能性もあります。一方でオミクロンでは重症化は少ない事は事実で陽性者、濃厚接触者の待機期間も短縮されました。色々なイベントも再開されてきました。今迄通り注意しながら一方で行動範囲活動範囲を広げていく時期のようです。
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秋バテにご注意下さい。

 昨日のニュース番組で秋バテ対策に関する内容がありました。
 秋バテとはなんでしょうか?
 夏の暑さで今一つ体調が戻らない所に9月にかけて温度が低下して気温差の為に自律神経がバランスを崩し、怠さ、食欲不振、不眠、集中力低下、胃腸症状等を引き起こす状態、という考えでいいと思います。
 今朝もとても気温が低く薄着では寒い位です。また9月にも気温が上がる日もあり、朝夕の気温差が大きくなります。風邪を引き易い季節ですので体調管理に一層の注意が必要です。
 対策は食事、体を温める食材、例えばショウガ、トウガラシ等、十分な動物性蛋白質を意識して。温度差対策は足元は温めて、冷えていれば上着で調節を。そして入浴。夏の間はシャワーのみの方も多かったと思いますが温めのお湯にしっかりつかって体の芯を温めましょう。
 もちろん秋バテの原因は自律神経の乱れですので自律神経のバランスを整える行動も意識しましょう。呼吸法、運動、笑う、いい香り、いい音楽、情動の涙等です。一方コロナ禍で「安らぎホルモン」オキシトシン欠乏状態が続いています。オキシトシンは自律神経にも大きく関係しています。オキシトシンを増やす行為はスキンシップ(タッチ)ですが人と人の距離を保つコロナ禍では限度があります。しかし食事(胃腸のタッチ)や運動(関節のタッチ)もオキシトシンを増やすとされていますので意識してみて下さい。
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オミクロン対応ワクチンに関して。

 先日、国は10月中旬を目途にオミクロン株対応ワクチンの接種を開始すると公表しました。
 今迄4回接種してきたワクチンは2年半前の武漢株のもので、今年年明けから流行し続けているオミクロン株に対しては重症予防効果は期待できるものの発症予防効果は限定的でした。
 モデルナとファイザーがオミクロンBA.1対応の2価ワクチン(武漢株とオミクロン株)をほぼ完成させているようです。現在流行中のBA.4/5対応ワクチンも開発中とのことですが、現在の流行を鑑みなるべく早く接種開始できるBA.1で開始予定となったようです。BA.5に対しても抗体価上昇が期待できるとのことです。しかし国が示したデータではBA.1に対しては中和抗体は1.7倍程度上昇すると記載されていますがBA.5については「BA.1に対する中和抗体価の上昇よりは低い」との記載のみです。
 このワクチンが本当に10月から開始となるのかはわかりません。実際は予定より遅れると思います。また現在高齢者の4回目接種がほぼ終了しましたが4回目からの間隔も未定のようです。NHKニュースで以下のような図が示されていましたが実際こんな感じかなと思います。この件で4回目接種を躊躇されている方もおられますが、専門家も重症化リスクのある方は4回目をすぐ打つよう推奨しています。あまり悩まず時期がくれば接種を考えるというスタンスでいいと思います。
 昨年の今頃、当時の菅総理は「ワクチンがすべて」とワクチン接種を加速させ当時流行していたデルタ株から高齢者を守りました。しかし現在は当時と状況は大きく変わりワクチンがすべてではなくなっています。今迄通り出来る感染予防は継続する。我々もいつ自分が感染するかひやひやで結構なストレスです。ストレスは免疫力を低下させます。少し楽観的でいた方がいいのかもしれません。
オミワクチン
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