夏バテにご注意下さい。
連日30度を超える暑い日が続き、全国で熱中症のため救急搬送される方が増えています。当院でも体調不良(なんとなく頭が重い、軽いムカつき、怠さ、微熱)で点滴を要する方が増えています。軽い熱中症と思われます。こまめな水分補給、規則正しい食生活、睡眠、温度管理に注意して下さい。 熱中症情報
夏バテ(夏負け)という言葉もよく使いますが、夏バテと熱中症は違うものなのでしょうか?どちらも高温多湿状態での自律神経異常が根本にありますので、軽症で慢性化するものが夏バテ、重症で急激なものが熱中症といえるかもしれません。人間は高温多湿状態になると、汗を出して熱を逃がし体温を保とうと自律神経が調節してくれます。急な、或いは持続的な高温の為このシステムがうまく働かず、疲れ、怠さ、頭が重い、吐き気、食欲低下等の症状が出現します。
予防は、こまめな水分摂取、規則正しい生活、十分な睡眠、適切な室温調節、栄養のある食事等でしょうか。疲れの元となる乳酸を消費するにはビタミンB1,B2が効果的です。うなぎ、豚肉、レバー等に多く含まれています。
症状が強い方は点滴と採血(脱水の程度の評価)を行います。また漢方薬(暑気あたりには清暑益気湯、怠さが強い方は補中益気湯、食欲がない方は六君子湯等)が効果的なこともあります。「体調がちょっとおかしいな、夏バテかな?」と感じたら早めに受診して下さい。

夏バテ(夏負け)という言葉もよく使いますが、夏バテと熱中症は違うものなのでしょうか?どちらも高温多湿状態での自律神経異常が根本にありますので、軽症で慢性化するものが夏バテ、重症で急激なものが熱中症といえるかもしれません。人間は高温多湿状態になると、汗を出して熱を逃がし体温を保とうと自律神経が調節してくれます。急な、或いは持続的な高温の為このシステムがうまく働かず、疲れ、怠さ、頭が重い、吐き気、食欲低下等の症状が出現します。
予防は、こまめな水分摂取、規則正しい生活、十分な睡眠、適切な室温調節、栄養のある食事等でしょうか。疲れの元となる乳酸を消費するにはビタミンB1,B2が効果的です。うなぎ、豚肉、レバー等に多く含まれています。
症状が強い方は点滴と採血(脱水の程度の評価)を行います。また漢方薬(暑気あたりには清暑益気湯、怠さが強い方は補中益気湯、食欲がない方は六君子湯等)が効果的なこともあります。「体調がちょっとおかしいな、夏バテかな?」と感じたら早めに受診して下さい。
