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アロマセラピーのお話。

 アロマセラピーと聞くと、美容、マッサージというイメージがあると思いますが医療の場でも以前からアロマは利用されていました。医療におけるアロマセラピーとは、天然の精油を使ってトリートメントや香りを嗅ぐ(芳香浴)ことにより、人間の持つ自然治癒力を高め、疾患の予防、症状の緩和を行う補完代替療法、伝統医学とされています。最近では認知症予防にアロマが有効であるという報告がされ、テレビ等でも取り上げられご覧になった方もおられたと思います。香りを嗅ぐという臭覚機能はとても大きな働きをしていると注目されています。
 以前あるお店で森林系のアロマの香りがとても心地よく、自分も少し勉強したいなと思いました。まず日本アロマ環境協会のアロマセラピー検定を受験しようと少し勉強を始めました(この齢で新しいことは中々覚えられませんが)。また医療関係者で組織される日本アロマセラピー学会に入会し、学会の研究報告等に目を通しています。精油の芳香成分の薬理効果を基礎、臨床で研究されたものです。
 香りに関しては好き嫌いの好みの問題もあるでしょう。またこれは医療ではなく、通常の医学医療で手の届かない諸症状等に役立つかも、というものです。アロマと自律神経に関する報告は多く、私としては、いずれアロマの芳香浴でストレスが改善され血圧が下がった、などという方がおられればいいな、と思っています。

アロマセラピー学会

下の血圧(拡張期血圧)が下がりにくい場合。

 家庭血圧を記録してみると、上の血圧はそんなに高くないが下の血圧が高い、或いは血圧のお薬を飲んでいるが下の血圧が下がりにくい、という方は多くみられます。
 上の血圧は収縮期血圧といい、これは心臓が収縮した時の血圧、下の血圧は心臓が拡張した時の動脈圧のことです。太い動脈が硬くなると(イメージとして鉄管)収縮期血圧が上がりますが、拡張期血圧は下がります。高齢の方の多くはこのタイプの高血圧です。逆に若い高血圧の方は太い動脈がまだ固くはなっておらず(イメージとして柔らかいゴムホース)拡張期に血管が血液を貯めこみ圧が下がりずらくなります。血圧の調節メカニズムは複雑ですので他にも多くの因子が絡みますが、大まかにはこの考えでいいと思います。
 若い高血圧の方で収縮期血圧がほぼ135mmHg以下にコントロールされていれば、拡張期血圧が90-100mmHg程度でもそんなに心配することはありません。また拡張期血圧は診察室の水銀血圧計と家庭血圧計では差がみられることも知られています。不明な点はご相談下さい。運動、減量、減塩は拡張期高血圧にも有効ですので継続して下さい。
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