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自律神経のバランスを整える音楽。

 前回に引き続き順天堂大学教授の小林弘幸先生の「聞くだけで自律神経が整うCDブック」 聞くだけで自律神経が整うCD を読んで、聴いてみました。本文の内容は他の著書とほぼ同じで、付録のCDには医学的根拠に基づいたという曲が9曲入っています。これらの曲を聴く前後で自律神経機能を比較し、聴いた後に交感、副交感のバランスが改善するとのことで、いわゆるヒーリング音楽とは全く異なるものとのことです。確かにいかにも副交感神経が亢進(リラックスモード)しそうな曲ばかりです。聴いてて私はリラックスするというより気が滅入ってしまいます。好みの問題もあるでしょう。また確かにデータをとっているとのことですがやはり自律神経機能の評価に限度があると思います。高周波音を多く含むモーツアルトが自律神経にいい、ボサノバのリズムが自律神経にいい、等と色々報告はありますが、一番は自分の好みの曲を聴くことと思います。ピンと来ない曲を聞いていても自律神経にいい影響はないでしょう。
 私は普段仕事中はややアップテンポのボサノバのリズムを好んでいます。BGMとして無意識に聴いていて適度に交感神経を刺激し元気を出してくれる一方でリラックス効果もあると思います。仕事の後、疲れたときは少し元気がでる曲を意識的に聴いています。例えばQueenのHammerTo Fall、安室奈美恵のNEVER END、SNSDのHaHaHa Songなど聴くと熱いシャワーを浴びたように疲れがふっ飛びます。自律神経のバランスを整える曲は個人個人で全く違うもので当然でしょう。

 なるべく音質を下げないよういい曲があればCDを購入しApple Losslessで、と思っていましたが、最近はApple Musicに頼りっぱなしです。自分の好みのアーチスト、ジャンルを設定しておくと、定期的にお勧めプレイリストを提案してくれる超便利なアイテムです。音質は圧縮音源ACCとなってしまいますがアンプとスピーカーがそれなりなら問題ありません。

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自律神経の検査法。

 自律神経の乱れは私達の体調に大きく影響します。しかし自律神経の評価は簡単ではありません。簡単ではないから私達医師もはっきりしたことは言いずらいですし、そのため患者さんも、もやもやした気持ちを引きずってしまうと思います。
 一番確立された方法は心拍変動の周波数解析です。私達の心臓は自律神経のコントロールを受け調節されています。緊張すれば無意識に脈(心拍数)は速くなりますし、リラックスしていれば自然と脈がゆっくりとなります。規則正しく打っている脈も常に揺らいでおり、これを周波数解析し高周波成分、低周波成分を算出し交感神経と副交感神経の働きとして評価します。これは薬理学的裏付けのある確立された手法で医学的研究にも多用されています。最近は指先の脈から自律神経機能を評価する簡単な機器も多くあるようです。私自身20年前大学医局時代に学位の研究論文で血圧日内変動と交感神経系の関与をテーマとしていましたが、この心拍変動周波数解析の手法を利用していました。しかしこの周波数解析のみで全身の自律神経を評価できるのか、以前から少々疑問に思っていました。
 昨年参加したアロマセラピー学会のセミナーでは、自律神経の評価法として、光に対する瞳孔径計測や唾液中アミラーゼ活性、血中、唾液中クロモグラニンA測定などのお話しがありました。これも昔からある手法で、自律神経の評価法は20年前から大きな進歩はないようで、実はとても難しいものだと思います。

 時間をみてアロマセラピーと自律神経の関係、音楽と自律神経の関係を検索していますが中々これだ、というものに出会えません。
 
 6月になりサツキが少しずつ咲いてきました。
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