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5月の連休について。

 今年は新天皇の即位の為、5月1日が祝日となります。「祝日と祝日の間は休日になる」という法律から4月30日と5月2日も国民の休日となり10連休となります。
 10連休ではさすがに医療・教育のみならず各業界とも混乱を来し、大変なことになると予想されます。私は国会では今回に限り「祝日と祝日の間は休日」を適応せず、4月30日と5月2日は平日になることを期待していましたが、予想に反してあっさりと国会で認められ成立してしまいました。
 仙台市医師会内科医会(医師会に所属する内科開業医)では北部急患診療所、舟丁の急患センターともに連休中は全日交代で担当します。すなわち一次救急は仙台市医師会内科医会で担当するということです。このこともあり当院では4月28日(日)から5月6日(月)まで休診とさせて頂くことに致しました。連休前後の混雑を避ける為、連休中も数日の診療を出来ればと思っていましたが、連休中に開けていても来院する方は少ないと予想されることや、スタッフ数の問題、薬剤卸や検査センターの問題などもあり休診と致します。大変心苦しいのですがご理解頂ければと思います。
 連休中に体調の悪い方は誠に申し訳ございませんが、北仙台の北部急患センター、舟丁の急患センターのご利用をお願い致します。

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幸せ物質「セロトニン」を増やす方法-5

 「共感」と関連する脳内セロトニン神経系は、「闘争」のノルアドレナリン神経系の興奮し過ぎを抑え、「報酬」のドーパミン神経系の暴走を抑え心のバランスをとる役割を担っています。「共感」を司るのは人間の脳の中で最も発達した前頭前野となります。セロトニン神経を活性化させる生活はこの「共感脳」を元気にさせます。お金や成績などの報酬ではなく、人の為、地域の為、社会の為に自分の能力を役立て、人が喜んでくれたり、感謝してくれる事に幸せを感じることが「共感」ということになります。
 セロトニンを増やすために大切なことは、一つは「太陽の光を浴びる」こと、二つめは「良く噛む」、「歩く」などの「リズム運動」です。
 そして「深呼吸、呼吸法」もセロトニンを増やす為に効果的です。
 そういえば以前、副交感神経系を高める方法として深呼吸の重要性を記載しましたが、深呼吸はいいこと尽くめであることが分かると思います。
 基本はゆっくりお腹を膨らませて(横隔膜を広げて)息を吸い、ゆっくり吐き出す腹式呼吸となります。但しセロトニンを活性化させる呼吸法は吐くことに意識を集中する腹筋呼吸である必要があります。吸うことから始めるのではなく、まず息を吐く、お腹(下腹部)をグーッと絞って吐き切ったところでゆっくりと息を吸う、これを繰り返す呼吸です。お腹を絞って吐くのに10秒程度、吸うのは自然に、時間は15-30分、がポイントです。(有田秀穂著 「セロトニン脳」健康法 より)
 実際にやってみると「吐くことから始める」「下腹部を絞って」というのは結構難しいものです。少しずつ練習してみて下さい。この呼吸法は「丹田呼吸法」といって「丹田」というのは東洋医学のツボのことでお臍から5-10cm下の部分のことだそうです。呼吸法は古来から武道、茶道、書、舞、作法等の際にとても大切な要素です。この呼吸法により、体がスムースに動き、精神的プレッシャーやストレスに打ち勝つということが実感できるようになればと思います。

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