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安らぎのホルモン「オキシトシン」について-1

 最近「オキシトシン」という言葉を耳にすることが多くなりました。今迄のセロトニンのお話の中でも時々オキシトシンという言葉が出てきていたと思います。
 オキシトシンとは脳下垂体の後葉から分泌され血中に流れ出るある種のホルモンです。また脳内神経伝達物質としての働きも分かってきました。血中に流れ出たオキシトシンは出産時に子宮を収縮させ、授乳時に乳汁を分泌させる作用があります。ですから女性の出産、授乳に関係しているもので、それ以外の働きはまったく知られていませんでした。
 しかし最近微量なオキシトシンが測定できるようになり、多くの研究がなされオキシトシンは単なる母性ホルモンではなく、落ち着き、不安の軽減、治癒力促進等、安らぎ作用等の調整役であるということが分かってきました。
 オキシトシンは
 ●ストレス時のコルチゾール上昇を抑える。
 ●交感神経系を抑制し、副交感神経を高める。
 ●ドパミン神経系(報酬系)、セロトニン神経系(幸福感)も調整する。
 ●内因性オピオイドの機能に影響し鎮痛効果を発揮する。
 ●他者との様々な関連性に関して放出され、他者の識別、記憶、寄り添い、結びつきの関係を永続的なものとする。
 (シャスティン・モベリ著「オキシトシンがつくる絆社会」より)
 等の作用です。
 今迄述べてきた自律神経(交感神経・副交感神経)やセロトニンとも密接に関係していますし、その作用は似ているところが多くあります。少し難しいお話ですが、オキシトシンを理解して頂き、日々の生活の中で少しでもオキシトシンを増やすことが出来ればと思いますのでこの辺も述べていきたいと思います。

 お盆も過ぎて朝夕は涼しい風が吹くようになりました。しかし日中は暑く、昼夜の寒暖差が目立ちます。風邪を引きやすい状態ですのでご注意下さい。

広重 花火

熱中症にご注意下さい。

 梅雨明けの7月末から急に暑くなり、先週は仙台でも猛暑日があり熱中症の方が多くおられました。
 「急に」ということが大きな要因と考えられます。7月は梅雨寒で温度が低い日が続きました。やっと梅雨が明けたと思ったら急に連日の猛暑日、熱帯夜です。注意はしていても体がついていかないのも当然と思います。
 暑い中、外で仕事に集中していて、オフィス内で冷房があっても室温が高いままで、いつのまにか頭痛、吐き気、ふらつき、だるさ等が出現してきます。早めに体を冷やして 水分を補給し、横になっていれば通常重症化することは多くはありません。しかし全国的にみれば多くの死亡者もでています。可能な限り外出は控える、こまめに水分を補給する、食事と睡眠をしっかりとる、等当たり前のことですが十分意識して下さい。一方で運動不足になりがちですので、冷房の効いた室内で体操、スクワット、つま先立ち等少しずつ行うとよいでしょう。
 
 先日あるアーチスト達?のライブを観に東京ドームまで行ってきました。いつものことですがとても元気をもらいました。そして人間の発するエネルギーってすごいな、と感じます。
 次元は全く違うとは思いますが、我々医療従事者も患者さんに少しでも元気を感じてもらえればと思い仕事をしています。

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