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天気が悪いと自律神経のバランスが乱れます。

 8月に入り天気のいい日がありません。連日曇りまたは雨です。毎日こんな天気で体調もいまひとつで気分も優れない方も多いと思います。
 気象病という言葉を最近よく耳にします。気象の変化により、頭痛、めまい、関節痛、神経痛、気分の落ち込み等の症状が出現する状態の総称です。昔はなかった言葉ですが、天気が悪いと関節痛や頭痛がひどくなるという患者さんは昔からおられました。気圧が下がるため、関節や神経、血管が膨張傾向となり痛むと思われます。
 天気がいいと交感神経優位(プラス向き、元気が出る方向)となりますが、天気が悪いと副交感神経優位(マイナス向き、落ち着く方向)となり且つそのバランスが乱れてしまいます。朝、起きて太陽の光を浴びて睡眠覚醒のリズムがリセットされますが、太陽が照らないとメラトニン(睡眠のリズムを保つ)やセロトニン(精神安定、意欲向上、いわゆる幸せホルモン)等の物質の分泌も少なくなります。よってこんな天気が続くと、朝起きてもすっきりしない、意欲が湧かない、食欲が出ない、寝付けない等の症状が目立ってきます。
 対策はありきたりですが
 1)食事:良質な蛋白質やビタミン、ミネラルを多めに。冷たいものは控える。
 2)運動:運動によりセロトニンの分泌が増えるといわれています。
 そしてアロマオイルも有効かもしれません。
 例えば朝には元気のでるレモングラス、ローズマリーカンファ、レモン等、夕にはセロトニンを増やすとされるラベンダー、ベルガモット、イランイラン、フランキンセンス等を組み合わせるといいかもしれません。
 いずれにせよ早く太陽の光を浴びたいものです。
 
 連日雲または雨の仙台。農学部はほとんど解体されてしまいました。

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