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幸せ物質「セロトニン」を増やす方法-7

 私たちの脳内には大きく三つの神経系が存在します。「不安・恐怖」等に対して逃走か闘争かを判断しその「作業・仕事」をテキパキ実行するノルアドレナリン神経。バリバリ仕事が出来るのはノルアドレナリン神経のおかげですがこれが過剰になり過ぎると脳の興奮をコントロールできなくなってしまいます。「快・報酬」を司るドーパミン神経は、いい成績、いい評価、いい収入等により強化されます。これはモチベーションとして大切ではありますが報酬回路が興奮され過ぎると、異常な自由主義、資本主義といった歪んだポジティブ思考を引き起こしてしまいます。「安心・幸せ」のセロトニン神経はノルアドレナリン神経の興奮し過ぎを抑え、ドーパミン神経の暴走を食い止めて心のバランスを保ちつつ、自律神経のバランスも整え、更に人にとって最も大切な「共感脳」を活性化させてくれます。
 脳内セロトニン神経を活性化させる為には、「太陽の光を浴びる」、「リズム運動(よく噛む、リズムにのって歩く、リズム運動等)」、「深呼吸(特に下腹部を絞るように息を吐くことを意識)」が大切です。
 そして、直接・間接の触れ合い「グルーミング」もとても効果的です。
 「グルーミング」?。実は私はピンときませんでした。「グルーミング」とはWikipediaによると「毛繕い」と同義語で、動物が体の衛生や機能維持を目的として行う行動とされています。社会的グルーミングとは、ヒトを含む社会的動物の個体同士が群れの中で互いの体や外見をきれいにしたり整えたりする行動で、近接して生活する動物たちが社会構造、家族の絆を補強し、人間関係を構築する手段となっています。
 直接のグルーミングは、「触る」すなわち「スキンシップ」となります。「握手」、「肩を叩く」、「ハグ」、「子供を抱きしめる」、「犬を撫でる」、「マッサージ」等。心地良い「タッチ」は直接セロトニンを増加させます。間接的なグルーミングは「おしゃべり、特に無駄話」、「仕事帰りの軽く一杯」等。face to faceのコミュニケーションをとって「共感」することによりセロトニン神経が活性化されます。(有田秀穂著 「セロトニン脳」健康法から) 
 なるほど、と思いますよね。この辺も詳しく述べていきたいと思います。

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