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幸せ物質「セロトニン」を増やす方法-8

 私たちの脳内神経伝達物質には大きく三つのものがあります。元気・闘争の「ノルアドレナリン」、報酬・満足の「ドパミン」、安心・幸せの「セロトニン」です。これらがバランスをもっていい状態であれば元気で、かつ穏やかで、落ち着いており自分だけではなく周囲の人も気分が良くなると思われます。
 どうすればセロトニンを増やすことが出来るのか?
 セロトニンを増やす為には「太陽の光を浴びる」、「リズム運動(よく噛む、リズムにのって歩く、リズム運動等)」、「深呼吸(特に下腹部を絞るように息を吐くことを意識)」が大切です。
 そして、直接・間接の触れ合い「グルーミング」もとても効果的です。
 グルーミング、いわゆる「毛づくろい」の体表的なものは「触る・タッチ」「触れあう」ことです。「しっかりとした握手」、「ハグ」、病気の人や悲しんでいる人の「背中をさする」、励ますときに「肩をたたく」、痛い所があれば「痛い所をさすってあげる」、赤ちゃんや小さい子供を「抱きしめる」、恋人同士で「抱き合う」、あばあちゃんの「肩たたきをする」、「ペットを撫でる」、「マッサージを受ける」など色々あります。このような行為をしたりされることによりセロトニン分泌が増えて、とても幸せで、安心し落ち着いた気持ちになります。同時にこれらの行為は「オキシトシン」の分泌も促進します。最近よく耳にする「オキシトシン」とは脳下垂体後葉から分泌される乳汁分泌ホルモンのことですが最近は「安らぎと結びつき」に関係しているといわれています。
 私のJR仙台病院勤務時代の恩師は「タッチは医療の原点。患者さんを触診しながら、『今貴方を診ていますよ、なんでもいって下さい』と手を通して伝え、コミュニケーションをとる意味もある」とおっしゃっておられました。私もそうありたいと努力していますがまだまだ出来ていません。「触る・タッチ」は医療の現場でもとても大切なことです。
 ただし当然ですが触られるのが嫌いな人もいるでしょうし、嫌な相手から触られても気分が悪くなるだけです。
 出来る範囲で少しづつ試してみて下さい。

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