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安らぎのホルモン「オキシトシン」について-2

 脳下垂体後葉から分泌される「オキシトシン」は本来、出産(子宮収縮)と授乳(乳汁分泌)に関与していますが、一方で脳内の神経細胞間で情報を伝達する神経伝達物質であるということが分かってきました。オキシトシンは特に私たちの「心」に影響を及ぼす物質といえます。
 具体的には、ストレスを緩和する、「ほんわか」落ち着いた心理状態をつくる、不安や恐怖を軽減する、男女の愛情を育む、他者との絆を強くする、人間関係を円滑にする、等の作用が認められています(有田秀穂著、「癒しの脳内物質・オキシトシンが心を満たす」から)。
 その他、自閉症に関連する症状を緩和する効果、学習能力を向上させる効果、動脈効果を予防する効果、消化促進効果、脂肪燃焼を促して体重を減少させる効果、等が各種動物実験、臨床研究から報告されています。
 私達の日常生活の中で、オキシトシンを少しでも増やすことが出来ればと思います。これは副交感神経を上げる、セロトニンを増やす、といったことと密接に関係していますし、また相乗効果も期待できます。
 それでは以前述べてきた「幸せ物質・セロトニン」と、この「安らぎと結びつきのオキシトシン」はどのように違うのでしょうか。どちらも「人との触れ合い」で活性化し、もっとも人間らしい「共感脳」に関与しています。セロトニンは人間の脳で最も古い脳幹部で合成されます。一方オキシトシンはより進化した視床下部室傍核で作られます。セロトニンはリズム運動などにより得られる幸福感、雑念が取り払われ穏やかな心になっている状態。オキシトシンは人との繋がりを感じてじんわりあたたかい幸福感、ということになるようです。同じようですが、セロトニンは動物的、オキシトシンは人間的でしょうか。
 この辺も感じて頂ければと思います。

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