高血圧の合併症、危険因子の有無、数。
高血圧を管理していく上で合併症の有無はとても大切です。
合併症とは、糖尿病、脂質異常症、慢性腎臓病などが同時に存在するか否か、また脳梗塞や心筋梗塞などを既に発症しているか否か、というものです。
これら合併症があるかないかで血圧値の管理目標値も変わってきます。
現在は下記のように血圧の高さと危険因子の種類や数により低リスク、中等リスク、高リスクと分類しています。
一見複雑ですが、危険因子が多いほど、血圧が高いほど高リスクとなります。
但し糖尿病、慢性腎臓病、心血管病があればそれだけで高リスク層となります。
こららの疾患もある方はより血圧をしっかりと下げる必要があることになります。

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