BGM
当院でBGMを流すようになったのは数年前の旧医院の診察室、待合室をリフォームした頃だったと思います。診察スペースのプライバシーはある程度保てるようになったものの、絶対的なスペースの狭さから受付側や処置室側からの会話が筒抜けでした。少しでも耳がそちらに向かないよう、ちょっといい音楽で遮りたいと思いました。
当初はBOSEのWave musicという小さなパーソナルオーディオにPCのiTunesから無線で曲を飛ばしていました。その後ネットワークCDレシーバー経由でiPodからDALIの小さなスピーカーで出力。どちらも小さなスペースに小さな音量ですのでそれなりに満足いくものでした。
今回新築に際し本来であれば天井吊るし、壁植え込みのスピーカーを多数設置したかったのですが、いくつかの理由で断念(予算面など、またこのようなものにお金をかけてよいのかという気持ちもありました)し、代わりに DYNAUDIOのXeoというシステムを使用しました。スピーカーにパワードアンプが内臓された配線不要のワイヤレスハイエンドスーピーカーシステムです。PCに接続したトランスミッターから無線で音が飛ばせます。また同時に最大3システム(6スピーカー)から同時に音を出せるのが特徴です。


当初2セットで使用開始しましたが現在1セットは入院中です。
誰でも心地よく聞けるビージー・アデールのjazz pianoを中心に、夏はボサノバ的なものも、秋が深まれば
Enyaなど、12月はクリスマス的なもの、と全く自己満足で申し訳ありませんが工夫して選曲しています。
「あ、この曲いいな」という気持ちを感じて頂ければと思います。