家庭血圧測定がとても大切です。
先日、日本高血圧学会が公表した高血圧治療ガイドライン2014から、前回の2009年ガイドラインから改訂された部分を幾つか記載していきたいと思います。
一つは家庭血圧が診察室血圧より重要視されたという事です。診察室血圧と家庭血圧に差がある場合は、家庭血圧による診断を優先する、との記載が加えられました。
家庭血圧は再現性にとても優れています。時間を決めて測定された家庭血圧(朝起床後、排尿後、食前内服前と夜寝る前)は将来の予後推測能に優れていることが以前から多くの大規模臨床試験で証明されています。
家庭血圧を正しく測定することが大切です。多くの患者さんが家庭血圧を測定されていますが、時に適切でない測定(例えば手首の血圧計を使用、カフの位置、姿勢、測定時間など)をされていると思われる方もおられます。家庭血圧測定は簡単なものですが注意点は幾つかあります。疑問点がありましたらご相談下さい。家庭血圧が135/85mmHg以上は高血圧として対応します。但し高い方が皆すぐお薬が必要なわけではありません。まずは朝、眠前、家庭血圧測定を続けて来院時に見せて頂ければと思います。
5月となり緑が多くなってきました。

一つは家庭血圧が診察室血圧より重要視されたという事です。診察室血圧と家庭血圧に差がある場合は、家庭血圧による診断を優先する、との記載が加えられました。
家庭血圧は再現性にとても優れています。時間を決めて測定された家庭血圧(朝起床後、排尿後、食前内服前と夜寝る前)は将来の予後推測能に優れていることが以前から多くの大規模臨床試験で証明されています。
家庭血圧を正しく測定することが大切です。多くの患者さんが家庭血圧を測定されていますが、時に適切でない測定(例えば手首の血圧計を使用、カフの位置、姿勢、測定時間など)をされていると思われる方もおられます。家庭血圧測定は簡単なものですが注意点は幾つかあります。疑問点がありましたらご相談下さい。家庭血圧が135/85mmHg以上は高血圧として対応します。但し高い方が皆すぐお薬が必要なわけではありません。まずは朝、眠前、家庭血圧測定を続けて来院時に見せて頂ければと思います。
5月となり緑が多くなってきました。
