免疫力を上げるアロマオイル。
インフルエンザの患者さんは減少傾向ですがまだまだ寒い日が続きますので十分注意してください。
冬はインフルエンザだけでなく普通の風邪も引きやすくなります。寒い為に体温が下がり免疫力が低下して風邪を引きやすくなる、ということでいいと思います。
風邪予防のアロマオイルとしてよくフトモモ科のユーカリやティーツリーの名が出てきます。ユーカリの主成分である1,8シネオールやティーツリーの主成分であるテルピネン-4-オールには抗ウィルス、免疫賦活、去痰等の効果が認められています。しかしこれらのオイルのみで風邪を予防できるわけではなく、自分自身の免疫力を高めて維持することが一番大切と思います。
免疫能の評価は色々ありますが、アロマオイルの免疫能をNK細胞で評価した報告はいくつかみられます。例えばラベンダー精油を配合したホホバ油を使用したトリートメントを2カ月以上継続して受けることにより、NK細胞活性値が有意に上昇したという報告があります。

「『香り』を媒介としたケアによるストレス軽減と免疫賦活効果の検討」/伊藤あづさ(日本味と匂学会誌,Vol.9 No.3,P.619-622,2002年12月)
この報告は芳香浴ではなくトリートメントですので皮膚から吸収された成分が効果を発揮したということになります。なぜNK細胞活性を上昇させたかの機序は不明ですが、恐らく中枢、視床下部-下垂体系の賦活を介するものと私は推測しています。
それではラベンダーですぐ免疫力UP、という訳ではありませんが、いくつかのアロマオイルは様々な機序を介して私達の健康維持に役立つ可能性は大きいと感じています。
冬はインフルエンザだけでなく普通の風邪も引きやすくなります。寒い為に体温が下がり免疫力が低下して風邪を引きやすくなる、ということでいいと思います。
風邪予防のアロマオイルとしてよくフトモモ科のユーカリやティーツリーの名が出てきます。ユーカリの主成分である1,8シネオールやティーツリーの主成分であるテルピネン-4-オールには抗ウィルス、免疫賦活、去痰等の効果が認められています。しかしこれらのオイルのみで風邪を予防できるわけではなく、自分自身の免疫力を高めて維持することが一番大切と思います。
免疫能の評価は色々ありますが、アロマオイルの免疫能をNK細胞で評価した報告はいくつかみられます。例えばラベンダー精油を配合したホホバ油を使用したトリートメントを2カ月以上継続して受けることにより、NK細胞活性値が有意に上昇したという報告があります。

「『香り』を媒介としたケアによるストレス軽減と免疫賦活効果の検討」/伊藤あづさ(日本味と匂学会誌,Vol.9 No.3,P.619-622,2002年12月)
この報告は芳香浴ではなくトリートメントですので皮膚から吸収された成分が効果を発揮したということになります。なぜNK細胞活性を上昇させたかの機序は不明ですが、恐らく中枢、視床下部-下垂体系の賦活を介するものと私は推測しています。
それではラベンダーですぐ免疫力UP、という訳ではありませんが、いくつかのアロマオイルは様々な機序を介して私達の健康維持に役立つ可能性は大きいと感じています。